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コスタリカ タラス サンタロサ1900 マチョ カツアイ ダブルフリーウォッシュド Costa Rica Tarraz Santarosa1900 Macho Catuai double free washed | SpecialtyCoffee蒼~soh~
¥2,352 税込
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【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】
コスタリカ タラス サンタロサ1900 マチョ カツアイ ダブルフリーウォッシュド
Costa Rica Tarraz Santarosa1900 Macho Catuai double free washed
雑味のないクリーンな味わい。
柑橘のような酸と澄んだ甘さが心地よい。
■焙煎度:浅煎り
■FLAVOR
WHITEGRAPE,BRIHTACIDITY,SILKY,CHAMOMILE,REDAPPLE
「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、
倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて
**“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。
■農園主
Efraín“Macho”Naranjo
■標高
1900-2000m
■産地、農園について)
「Santa Rosa 1900とMacho農園 – 背景と概要」
コスタリカ・タラス地域に位置するマイクロミル「Santa Rosa 1900」は、標高1,900~2,000mの高地にあります。
創設者のエフライン・“マチョ”・ナランホ氏と家族が2009年に設立した小規模な精製所で、自身の農園(Macho農園)を中心に、周辺農家のコーヒーも精製しています。
Macho農園は同ミルの象徴的存在であり、国内外で高い評価を得ています。
たとえば、Cup of Excellenceでは2013年11位、2014年14位、2015年9位に入賞するなど、優れた実績を誇ります。
この地域は昼夜の寒暖差が大きく、また水源が豊富で、きれいな湧き水に恵まれていることから、コスタリカでも屈指の透明感ある風味のコーヒーが生み出されます。
──私自身も2025年3月にこのSanta Rosa 1900を訪れてきたばかりです。
現地で案内してくれたのは、創設者マチョ氏の息子であるケビン(Kevin)。
このミルの次世代を担う存在でありながら、とてもクールで、まじめな印象。
芯の通った眼差しが印象的な若者でした。
丁寧に説明してくれるその姿からは、品質に対する誇りと探究心が伝わってきました。
あと、補足すると──とてもイケメンでした。
帰国後、女性スタッフに彼の写真を見せたところ、目を輝かせてさっそく彼のインスタをフォローしていました。
Santa Rosa 1900では、ハニーやウォッシュドといった様々な精製方法を駆使し、コーヒーの持ち味を最大限に引き出す取り組みを続けています。
近年は独自の水槽を用いた「レポサド(Reposado)」発酵や、今回取り上げるDFW(Double Free Washed)といった発酵プロセスの工夫にも積極的です。
■豆詳細
「DFW(Double Free Washed)精製とは何か – 工程と特徴」
Santa Rosa 1900のDFWは、一般的なウォッシュドとは異なる独自の精製プロセスです。
まず収穫後のチェリーを、収集場で3〜4日間静置し、ゆるやかに内部の発酵を進めます。
その後、果肉除去と同時に、ミューシレージリムーバーで粘液質をできる限り除去。
ここまでで、いわゆるコスタリカ式のウォッシュド(Washed)と同様の状態になります。
Kevinはさらにこのパーチメントを、新たに張った清潔な水に約30時間漬けるという工程を加えています。
これが“Double Free Washed(DFW)”と呼ばれる理由です。
この丁寧な二段階の処理により、よりクリーンで軽やか、明瞭な輪郭を持つカップが実現されます。
「DFW精製の目的と利点」
DFW精製の最大の目的は、コーヒーカップのクリーンさ(清潔感)と風味の明瞭さを高めることにあります。
二度にわたる工程を経たコーヒー豆は、不完全発酵による雑味や余分な粘質が残らず、非常に澄んだ風味を持ちます。
特に高品質な酸(柑橘系の明るい酸味)や繊細なフレーバーを持つ品種では、その長所を引き立てる精製方法として適しています。
一方で、この処理には多くの時間と労力、水資源を要し、発酵管理にも高度な技術が求められます。
Santa Rosa 1900では、3つの湧き水を有するという豊かな水源により、このような水を多く使う精製も可能になっており、まさにこの地域と生産者の環境があってこその手法といえます。
「他の農園での採用例 – Santa Rosa 1900特有の手法か?」
コスタリカでは、省水型のハニープロセスが主流である中で、DFWのように水を多用するプロセスを採用する農園は一部に限られています。
特にSanta Rosa 1900のように、チェリーのプレファーメンテーション(前発酵)と、精製後の二次浸漬を組み合わせるスタイルは非常にユニークです。
現在もMacho農園のDFWは限定ロットとして展開されており、その希少性と品質の高さから市場でも注目を集めています。
なお、補足ですが、Santa Rosa 1900では現在ナチュラルプロセスは行っていません。
「DFWが風味にもたらす影響とカッピングプロファイル」
DFW精製によって仕上がったコーヒーは、際立ってクリーンで透明感があります。
従来のウォッシュドよりも輪郭がはっきりしつつ甘みも豊かで、ハニーやナチュラルのような発酵感や重厚さとは異なる、バランスの取れたフレーバープロファイルが特徴です。
明るく柔らかい酸、甘さ、そして飲み終わりの清涼感が心地よく、まさに“空に近い農園”らしい風味を感じさせてくれます。
「精製方法の使い分け – Santa Rosa 1900における戦略」
Santa Rosa 1900では、その年の気候、収穫されたロットの状態、品種や標高に応じて、最適な精製方法を選び抜いています。
たとえば、伝統的なウォッシュドではエコパルパーを用いて可能な限りミューシレージを除去するなど、常に「クリーンで明瞭な味わい」を意識した精製が施されています。
ハニープロセスも活用し、より甘さや質感の表現に重きを置くロットも存在します。
DFWは、Santa Rosa 1900の中でも特に「クリーンカップを極めたいロット」や「酸の質感を丁寧に表現したいロット」に用いられる選択肢のひとつです。
「このコーヒーをすすめる理由」
2025年3月に訪れた農園の中でも、Santa Rosa 1900は最も標高が高く、もっとも澄んだ空気を感じた場所でした。
この場所でKevinが語ってくれたDFWというプロセスは、土地と人の誇りが詰まった精製技術です。
その成果としてのこのコーヒーは、透き通った風味とやさしい甘さ、明るくきれいな酸が調和し、スペシャルティコーヒーの本質に改めて触れさせてくれる一杯です。
■生産国について
中米の小国コスタリカは、スペシャルティコーヒーの生産国として世界的な評価を受けてきました。アラビカ種100%の高品質な生産体制、環境意識の高さ、そして精製技術への継続的な投資により、クリーンで明瞭な風味のコーヒーを生み出しています。
その中でもタラス地区(Tarrazú)は、コスタリカを代表する生産エリアのひとつ。この地域は標高1,200〜2,000mの山岳地帯に広がり、火山性の肥沃な土壌、明確な乾季、そして昼夜の寒暖差の大きさが特徴です。
特にタラス地区のコーヒーを特別なものにしているのが、*「マイクロクライメイト(微気候)」*と呼ばれる要素です。
地形が複雑で起伏が多く、農園ごとに日照・気温・湿度の条件が大きく異なるため、同じ品種でも生育環境が大きく変わります。このような気候の差異が、それぞれの農園に固有のキャラクターをもたらし、単一ロットで際立った個性を表現することを可能にしています。
また、コスタリカではマイクロミル革命以降、こうした小規模・高標高の農園が自ら精製までを担うケースが増え、各農園の*「土地の個性」と「技術的表現」*が一杯のコーヒーに詰め込まれるようになりました。
その結果、タラス地区は今やスペシャルティコーヒーを語るうえで欠かせないエリアのひとつとされています。
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