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インドネシア アチェ アルールバダ ティムティム・アテン スマトラ 深煎り Indonesia Aceh Alur Badak Timtim,Ateng Sumatora

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INDONESIA ACEH ALUR BADAK TIMTIM, ATENG SUMATRA
インドネシア アチェ アルールバダ ティムティム、アテン スマトラ式 深煎り

~しっかりとしたコク、重厚な味わい~

ベルベットのようななめらかな口当たりと
複雑でぶ厚い、しっかりとしたコク。
エキゾチックな余韻。

■FLAVOR
DARKCHOCOLATE,VELVETMOUTHFEEL,RICHBODY,EARTHY

ROASTLEVEL(焙煎度)★★★★★
FALAVOR(個性)★★★
BODY(コク)★★★★★
SWEETNESS(甘さ)★★
AROMA(香り)★
ACIDITY(酸質)★5相当
AFTERTASTE(余韻)★

■.農園主
イブラヒム氏他、約400戸の零細農家
■標高
1,500〜1,600m
■産地、農園について
インドネシア北部スマトラ島のアチェ特別自治州、タケンゴン周辺のアルール・バダ地区で生産されています。アチェ州内でも最も標高が高い約1,500〜1,600mに位置する肥沃な高地で、1戸あたり1〜2ヘクタール規模の小規模農家およそ400世帯によって栽培・収穫されています。
この狭いエリア独自の地形・土壌と気候が生み出す「マイクロクライメイト(局所気候)」によって、他のスマトラ島産地にはないエキゾチックで複雑な風味が育まれています。
実際、アチェ産マンデリンは品質の高さとフレーバーの複雑さから世界中のスペシャルティコーヒー愛好家たちの注目を集めています。
アルールバダのコーヒーの木は平均樹齢10年前後と若々しく活力があり、そのおかげでカッピング(品質評価)の際にも感じ取れるほど豊かなフレーバーを実現しています。
収穫されたチェリーは信頼のおける現地のコレクター(集荷業者)に渡され、アルールバダ産の豆が他地域の豆と混ざって風味が損なわれることのないよう細心の注意を払って精選工場へ運ばれます。
こうしてテロワールの個性を守ったまま精製されたアルールバダのロットは、血橙や赤リンゴを思わせる爽やかなフルーティーさと、ハーブやシナモンを連想させる心地よい大地の香り(いわゆる“アーシー”さ)を併せ持ち、滑らかな口当たりと明るい余韻が特徴の素晴らしい仕上がりとなっています。

■豆について
本ロットに使用されているコーヒー品種は「ティムティム(TimTim)」と「アテン(Ateng)」というアラビカ種系統です。
ティムティムは正式には“Timor Timur”の略称で、東ティモールで発見された世界初のアラビカ種とロブスタ種の自然交配種「ティモール・ハイブリッド」の一系統です。耐病性が高く、このティモール種を起源に多くの派生種(カティモールやサルチモール等)が生まれています。
一方アテンは、そのティモール・ハイブリッドとカトゥーラ種を交配して生まれたカティモール種の一つで、アチェ州テンガ(中央アチェ)地区にちなみ名付けられました。いずれも病害に強い品種で、生豆自体の風味特性は突出しないと言われますが、その分インドネシア特有の精製法やテロワールの影響がカップの個性に大きく表れています。

精製方法はスマトラ島特有の「スマトラ式精製(ウェットハル)」です。
インドネシアのとりわけスマトラ北部(アチェやリントン地域など)で広く行われる半水洗式の一種で、現地語でGiling Basah(ギリン・バサ)すなわち「湿ったまま脱殻する」という意味を持ちます。
最大の特徴は、コーヒー豆を完全乾燥させる前、水分を多く含んだ状態(含水率30〜40%程度)でパーチメント(内果皮)ごと脱殻してしまう点にあります。
収穫後、農家はその日のうちに手作業で果肉除去を行い,,粘液質の付いたまま一晩仮乾燥させますが、通常のウォッシュト式のように完全に乾かさず、まだ湿ったパーチメント付きの生豆(現地でGabahと呼ばれる状態)を集荷所へ出荷します。
その後、特別な湿式対応のハラー(脱殻機)でパーチメントを除去(これがWet Hulling)し、濡れたままの生豆(Labuと呼ばれる柔らかい状態)をさらに天日で2〜3日乾燥させ、ようやく通常の生豆(水分約12%の状態)となります。
スマトラ式ではこのように乾燥工程を二段階に分けており、特に途中の湿った状態で脱殻するプロセスが他に類を見ない独特の風味を生み出します。

ウェットハル精製によって仕上がった生豆は、青緑がかった独特の外観と、低めの酸味に対する厚みのあるボディ、複雑なスパイスやハーブ、土を思わせるアーシーな香味を持つことで知られています。
従来、この「マンデリン」と呼ばれるスマトラ北部のコーヒーは強いコクと独特の風味から深煎り向きとされ、日本の喫茶店でも長らく親しまれてきました。しかし本ロットは、前述のようにアルールバダ地区固有の高い標高と肥沃な火山性土壌がもたらす明るい果実味が加わり、従来のマンデリンのイメージを覆すようなクリーンでフルーティーな側面も併せ持っています。
また収穫後の精製・選別にも最新の注意が払われており、メダン市にある専用の工場で比重選別やスクリーン選別を行ったうえ、最終的にハンドピックで欠点豆を除去することで、雑味の少ない高品質なマイクロロットに仕上げられています。
伝統的なスマトラ式プロセスの奥深さと、この地域ならではのテロワールが融合した逸品と言えます。

■生産国について
インドネシアはブラジル、ベトナム、コロンビアに次ぐ世界第4位のコーヒー生産国です。
東南アジアの赤道直下に1万以上の島々が連なる島嶼国家で、17世紀末にオランダによってコーヒーが持ち込まれて以来、現在までコーヒー生産が続けられています。
最初に植えられたアラビカ種のコーヒーは疫病などで全滅しましたが、1699年に再導入されて以降、ジャワ島からスマトラ島やスラウェシ島など各地に広がりました。
一方で19世紀末にサビ病が流行すると、高地以外の多くの農園で耐病性のあるロブスタ種へと転作された歴史があり、その影響で現在インドネシアの総生産量の約90%はロブスタ種が占めています(主な生産地はスマトラ島南部やジャワ島など低地・平地のプランテーション)。
残り約10%のアラビカ種は、スマトラ島北部のガヨ高地(アチェ州)やリントン地区(北スマトラ州)、スラウェシ島トラジャ高地、バリ島高地など標高の高い地域で栽培されており、近年ではそうした高品質アラビカに対する国際的評価が高まっています。

インドネシア産アラビカの代表格が、スマトラ島産の「マンデリン」です。マンデリンという名前自体は元々北スマトラ州在住の民族名に由来すると言われますが、現在ではスマトラ島産のアラビカコーヒー全般のブランドとして広く浸透しています。
「マンデリン」は前述のスマトラ式精製によるハーブやスパイス、タバコや土のような独特の香味と重厚なコクが特徴で、日本でも古くから深煎りコーヒーの代名詞的存在でした。
インドネシア独自の湿潤気候(雨季)に適応したこの伝統的精製法が他国にはない個性的な風味を生み出す一方で、近年のスペシャルティコーヒーの潮流に伴いインドネシアでも各産地ごとの持ち味を活かしたクリーンでフルーティーな豆作りが進んでいます。実際、ガヨ高地のあるアチェ州は最高のテロワールを持つスペシャルティ産地の一つとして世界的に注目を集めており、生産者組合の結成や精製設備の近代化など品質向上への取り組みが盛んな地域です。
インドネシア全体で見ても、スマトラ島は国のコーヒー生産量の約70%を担う最大の産地であり、その大部分を占めるロブスタ種のみならず、豊かな火山灰土壌と高低差を活かした良質なアラビカ種の生産にも力が注がれています。
このようにインドネシアは多様な品種・精製方法・気候風土が混在するコーヒー大国であり、島ごと・地域ごとに異なる個性の豆が楽しめる点も大きな魅力と言えます。






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