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グアテマラ サンタロサ エル・カラグアル農園 パチェ ナチュラル GUATEMALA SANTAROSA EL CALAGUAL PACHE NATURAL

¥1,361 税込

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グアテマラ サンタロサ エル・カラグアル農園 パチェ ナチュラル
GUATEMALA SANTAROSA EL CALAGUAL PACHE NATURAL

~あふれる果実感~

熟したプラムやチェリー、マンダリンオレンジを思わせる密度の高い果実味と、
サトウキビのようなシロップの甘さが調和します。
滑らかな舌触りと透明感があり、
冷めるにつれてチョコレートの心地よい余韻が続きます。


■FLAVOR
PLUM,ORANGE,MELON,MONGO,MILKCHOCO

ROASTLEVEL(焙煎度)★★
FALAVOR(個性)★★★★
BODY(コク)★★★
SWEETNESS(甘さ)★★★★
AROMA(香り)★★★★
ACIDITY(酸質)★★★★
AFTERTASTE(余韻)★★★★


■農園主
Darwin Fabian(ダーウィン・ファビアン)
■標高
1,550-1,800m

■産地、農園について
グアテマラ南部に位置するサンタロサ県、コンセプシオン・サカパという小さな村に、深い緑に包まれた秘密の楽園のような場所があります。それが、総面積わずか4.5ヘクタール(そのうちコーヒーが植えられているのは2.5ヘクタール)の極小規模な農地「エル・カラグアル農園」です。
この「カラグアル」という美しい名前は、この地域一帯に自生しているネイティブのシダ植物「カラグアラ」から名付けられており、この土地がいかに豊かな生態系を保っているかを示しています。
この農園を切り盛りしているのは、1899年からこの地でコーヒー栽培を続けてきたファビアン家の第5世代にあたる、ダーウィン・エストゥアルド・ファビアン氏です。彼の曽祖父の時代には154ヘクタールもの広大な農園でしたが、世代を重ねて分割され、父のボニフィシオ氏の代には小さな区画となりました。長年の間、父のボニフィシオ氏は収穫したコーヒーの赤い実(チェリー)を、自ら精製することなくそのまま地元の市場へ運んでいました。それは「コマーシャルコーヒー」として安価に買い取られ、家族を養うための手段ではありましたが、この土地が持つポテンシャルが世の中に知られることはありませんでした。
大学で農学を専門に学んだ息子のダーウィン氏は、自分たちの農園が標高1,550〜1,800メートルという険しい高地にあること、そしてサンタロサ特有の肥沃な火山性土壌と特別な微気候(マイクロクライメイト)が、「スペシャルティコーヒー」を育むための条件を備えていることを知ります。
ダーウィン氏は父を熱心に説得し、自身の大学の「卒業論文」の研究として、初めて自分たちの手で収穫から乾燥までの精製処理(プロセス)を試みる許可を得ました。農学者の科学的な知識と、家族の歴史を背負った情熱を注ぎ込んで仕上げたそのコーヒーは、素晴らしい味わいとなり、そのカップは、父ボニフィシオ氏に対して「自分たちの土地にはこれほどの価値があるのだ」ということを証明する決定的な出来事となり、エル・カラグアル農園が世界のスペシャルティコーヒーの舞台へと躍り出るきっかけになりました。
現在、ダーウィン氏は農園のすべての管理を任され、改革を進めています。近年深刻化する気候変動や水不足からコーヒーの木を守るため、かつては不要とされていたシェードツリー(日陰樹)を積極的に植え、森とコーヒーが共生する持続可能な農業に力を入れています。さらに農園内には、新しい可能性を探るための「苗木ガーデン」を作り、エチオピアの原種など30種類以上もの希少品種の栽培にも挑戦しています。
伝統を受け継ぎながらも、若き農学者の知識と深い愛情によって進化を遂げたエル・カラグアル農園。家族の誇りと未来への希望がたっぷりと詰まった一杯を、ぜひゆっくりとお楽しみください。

■豆についての詳細
グアテマラの歴史を語る上で欠かせない非常に希少な固有品種「パチェ(Pache)」種を100%使用した特別なロットです。パチェ種は、今から約70年前の1949年、まさにこのコーヒーが育ったサンタロサ県の「エル・ブリト農園」で奇跡的に発見されました。
コーヒーの原種に近いとされる「ティピカ種」の自然な突然変異によって生まれたこの品種は、背丈が低くコンパクトに育つ「矮性(わいせい)」という植物学的な特徴を持っています。木が小さいため限られた土地に多く植えることができ、収穫作業もしやすいというメリットがありますが、その反面、「さび病」などの植物の病気に極めて弱いという非常にデリケートな側面を持っています。そのため、現在では病気に強い新しい品種への植え替えが進み、パチェ種を育てる農園は少なくなってしまいました。
しかし、標高1,500メートルを超える冷涼で風通しの良い過酷な環境で、病気から守るように大切に育てられたパチェ種は、祖先であるティピカ種譲りの「驚くほどクリーンで上品な風味」をいかんなく発揮します。特にダーウィン氏が育てるパチェ種は、果実の中に蓄えられる糖度が信じられないほど高く、収穫時にはBrix値(糖度)が25〜26度という、まるで完熟したフルーツのような驚異的な甘さに達します。
この極めて甘い完熟チェリーだけを厳選し、ダーウィン氏は自身の農学知識をフルに活用した独自の「ナチュラルプロセス」で精製を行います。収穫された真っ赤なチェリーは、まず通気性のある特殊なナイロン袋に入れられ、約36時間かけてゆっくりと発酵させます。この工程で、果実の持つ豊かな糖分や成分が自然の酵素の働きで分解され、コーヒー豆の内側へと複雑な風味をじわじわと浸透させていきます。
その後、チェリーはコンクリートの床ではなく、地上から浮かせた高床式の「アフリカンベッド(乾燥棚)」に移されます。そして、約24日間という非常に長い時間をかけて、上下から均等に風を当てながらじっくりと天日乾燥されます。こまめに手作業で攪拌しながら乾燥させることで、カビや過度な発酵を完全に防ぐことができます。
この「ゆっくりとした緻密な乾燥」こそが、コーヒーの味を決める最大の魔法です。種子の内部で成分が穏やかに変化し、私たちが焙煎した際にチョコレートやキャラメルのような芳醇な香りを放つための準備が、この24日間で整うのです。
こうして手間暇をかけて仕上げられた豆をカップに注ぐと、プラムやダークチェリー、みずみずしいメロンを思わせる果実味がパッと弾けます。そしてサトウキビを煮詰めたように分厚く柔らかなシロップの甘さが口いっぱいに広がり、後味にはチョコレートファッジやムースのような心地よい余韻がいつまでも続きます。パチェ種という希少な品種のポテンシャルと、若き農学者の科学的な精製技術が見事に融合した、圧倒的な透明感と甘さをご堪能ください。


■生産国について
中央アメリカの北部に位置するグアテマラは、古代マヤ文明の豊かな歴史遺産と、手つかずの壮大な大自然が共存する、息を呑むほど美しい国です。国土を貫くように連なる30以上の火山は、この国に時として厳しい試練を与えますが、同時にコーヒー栽培にとって世界最高クラスの恩恵をもたらしてきました。
太古の昔から繰り返されてきた火山の噴火によってもたらされた火山灰が、数千年という長い年月をかけて風化してできた「アンディソル」と呼ばれる特別な火山性土壌。この土壌は、スポンジのように極めて水はけが良く、同時にコーヒーの木が乾季を乗り越えるための水分を地下深くにしっかりと蓄えることができます。さらに、リンやカリウム、マグネシウムなどの必須ミネラル分をたっぷりと含んでおり、この肥沃な大地から吸い上げた栄養こそが、グアテマラコーヒーが世界中で愛される「力強いコク」と「鮮やかで上品な酸味」の源泉となっています。
グアテマラでは、標高の高さや気候の違いによって「アンティグア」や「ウエウエテナンゴ」など8つの特有なコーヒー生産地域が定められており、それぞれが全く異なる個性を持っています。本ロットの産地であるサンタロサ県は、南部のなだらかな火山地帯に位置しており、標高が高く、昼夜の大きな寒暖差(日較差)が特徴です。日中の強い太陽の光を浴びた後、夜にはぐっと冷え込むこの厳しい温度変化が、コーヒーの実の成長をあえて遅らせ、種子の中にぎゅっと濃縮された甘みと複雑な風味成分をたっぷりと蓄えさせるのです。
また、この素晴らしいコーヒーを遠く離れた日本の私たちのもとへ届けてくれた立役者として、現地の輸出パートナー「Prisma Coffee Origins(プリスマ)」の存在を忘れることはできません。代表のエドゥアルド・アンブロシオ氏は、グアテマラ全国コーヒー協会(Anacafe)で20年間にもわたり品質管理のトップを務め、年間1万杯以上のコーヒーをカッピングしてきた本物のプロフェッショナルです。彼は、国際的な最高峰の品評会である「カップ・オブ・エクセレンス(COE)」のグアテマラでの立ち上げにも尽力した、まさにコーヒー界の伝説的な人物です。
エドゥアルド氏は、山奥の険しい環境でひたむきに素晴らしいコーヒーを作りながらも、世界と繋がる手段を持たない小規模な生産者たちに光を当てるため、妻のルシア、弟のエドウィンとともに2013年にプリスマを設立しました。生産者に品質向上のための最新技術を伝え、彼らの努力に見合った正当な価格で買い取ることで生活を豊かにし、同時に私たち消費者に最高の一杯を届けるという、かけがえのない架け橋の役割を担っています。
グアテマラのコーヒーを味わうことは、火山のエネルギーを宿した大地の力、古代から続く自然の営み、そしてエドゥアルド氏や生産者たちが紡いできた「情熱のリレー」を感じることでもあります。一杯のカップの向こう側に広がる、壮大なグアテマラの風景と人々の温もりに、ぜひ想いを馳せてみてください。


■訪問産地の場合の特別なエピソード
今回の買い付けのためグアテマラを訪問した際、私たちは長年の信頼を寄せる輸出パートナーである「Prisma Coffee Origins」のオフィスを訪ねました。代表のエドゥアルド氏と再会し、彼の案内のもとラボでカッピング(品質評価)を行うことになりました。
クリーンなラボのカッピングテーブルには、グアテマラの優れた農園から集められた数十種類のコーヒーサンプルがずらりと並べられていました。私たちは神経を研ぎ澄まし、無言でスプーンを口に運び、一つひとつの風味を慎重に確認していきました。
素晴らしいコーヒーが続く中、ひときわ異彩を放つロットに出会いました。スプーンで口に含んだ瞬間、上品な香りと、プラムやメロンを思わせるみずみずしい果実味、そして何よりも、サトウキビのシロップのように分厚く透明感のある甘さが押し寄せてきたのです。
パチェ種。名前こそ知識として知っていても、これまで実際に買い付けとして扱ったことのない希少な品種でした。今回はスケジュールの都合もあり、残念ながらカラグアル農園を直接訪問することも、若き農園主であるダーウィン氏に直接会うことも叶いませんでした。しかし、カップから真っ直ぐに伝わってくる圧倒的なポテンシャルに、魅了されました。
「せっかくなら、この素晴らしい未知の品種を手土産として買い付けよう」
そう即断し、この特別なロットを日本へ届けることに決めました。エドゥアルド氏のような信頼できるパートナーが確かな目利きで結んでくれたご縁です。エルカラグアルの豊かな自然と、第5世代の若き生産者の情熱がカップに確かに宿ったこの一杯を、ぜひ皆様にも楽しんでいただければ幸いです。



宅配送料別
商品発送の準備ができ次第発送致します。


※200g小口パックメール便はこちら↓
https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497

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