愛知県豊川市で小さな自家焙煎の珈琲豆店を営んでおります。小さなお店だからこそできる事、当店だからできる事、そんなサービスを追求しています。
-
春ブレンド あわい
¥1,043
春ブレンド「あわい」AWAI ~ゆらぐ季節に寄り添う~ 気温や天気が変わりやすい季節の「あわい」。 パカマラ種由来の穏やかな丸い口当たりに、完熟いちごを思わせるやわらかな甘み。 後口には、ほんの少しだけ明るい余韻が残ります。 「期待」と「不安」を行き来する、 そわそわと揺れる日々に静かに寄り添う。 甘く淡い季節の気配をお楽しみください。 FLAVORコメント STRAWBERRY,CREAMY,SOFTFINISH,RMF ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★★ ACIDITY(酸質)★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★ 【使用豆】 NICARAGUA LIMONCILLIO REDPACAMARA PEABERRY WASHED 50% ニカラグア リモンシージョ農園 レッドパカマラ ピーベリー ウォッシュド ETHIOPIA GUJI G-1 GURACHU W.S HEIRLOOM NATURAL 30% エチオピア グジ 在来種 ナチュラル NICARAGUA LIMONCILLIO JAVANICA PULPED NATURAL 20% ニカラグア リモンシージョ農園 ジャバニカ パルプドナチュラル ■ブレンドタイトルに込めた哲学・世界観 「あわい」は、はっきり言い切れない季節と気分のことです。 春は明るく朗らかなだけじゃなくて、雨も多いし落ち着かない日も増える。 気温も天気も変わりやすくて、気持ちも揺れやすい季節です。 この季節には、相反するふたつの感情が入り混じっています。 何か素敵なことが始まりそうな浮つくような期待感と、 周りに置いていかれるような焦燥感の同居。 少し前向きになってみようと思う日もあれば、何も起きていないのに心がざわつく日もある。それは「期待」と「不安」を波のように繰り返し、だんだんと春を過ぎ新しい自分への「自信」へと変容していく時間。 その不安定でゆらぎのある季節、全然悪くないですね。 だから「あわい」は、その揺れを“正す”ためじゃなくて、 揺れたままでも飲めるような設計に作りました。 際立つ明るいフレーバーによって無理に元気づけるためのコーヒーではありません。 でも、飲み終えたあとに、心の中に小さな灯りがともる。 不安が消えるわけじゃないけれど、また今日をなんとく続けていける。 そういう“静かな前向きさ”を持てたらいいなと思って設計したブレンドです。 ■ブレンド設計図(風味構成・ねらい) このブレンドのテーマである「淡くやわらかなグラデーション」と「おだやかな甘み」を具現化するため、それぞれの豆に明確な役割を持たせた3層構造で設計しています。 まず全体の50%、ブレンドの骨格を担うベースとして【ニカラグア リモンシージョ農園 レッドパカマラ ピーベリー ウォッシュド】を配置しました。 これがカップ全体の液体の輪郭を整え、重さを感じさせない澄んだ土台の役割を果たします。 次に、香りの主役となるトップノートとして【エチオピア グジ ナチュラル】を30%配合しました。狙ったのは「完熟いちご」を思わせる果実香と甘み。ただし、ナチュラル精製特有の過剰な発酵臭が強く出すぎると上品な「あわい」の世界観が崩れるため、焙煎プロセスでフルーティーさを残しつつ重心を落ち着かせ、香りが浮き足立たないよう緻密にコントロールしています。 そして、鍵となるのが、全体の20%を占めるバインダー(つなぎ)役、【ニカラグア リモンシージョ農園 ジャバニカ パルプドナチュラル】です。パルプドナチュラル精製由来の「なめらかな液体の丸み」を持つジャバニカ種を足すことで、全体の質感が一気に「クリームのようななめらかさ」へと変化します。この豆がエチオピアの果実味を包み込み、酸を尖らせることなく、後口を柔らかく明るい余韻へと着地させています。 ■補足ストーリー 春は、気持ちが揺れやすい季節です。 暖かくなったと思ったら冷えたり、晴れているのに空気が落ち着かなかったり。 だからこのブレンドは、キャラの強い明るい酸質のいわゆる「らしい味」を押し付けるのではなく、この時期特有の心の揺らぎに、ただ静かに寄り添うものにしたかったのです。 「あわい」の味わいを構築するうえで頭に浮かんだのが、ストロベリーのショートケーキの構造でした。なめらかなクリームの白いぽわっとした甘みがベースにあり、そこへ苺の香りがふわりと溶け合う。甘いのに、しつこくない。爽やかかつ柔らかいキュートな幸福感。まろやかな甘みを土台にして、その奥から果実の香りが静かに立ち上がるように設計しました。 余韻は軽く、明るく、でも騒がしくしない。飲む人の気分の邪魔をしないように、そっと背中を軽くするように。 春は不安定です。だからこそ、その揺れを否定しない、静かな拠り所が必要なのだと思います。この一杯が、気分の揺れを無理に消さずに、いつか「自信」へと変わっていくその途中の心に、小さな希望を残せたらと思っています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
コスタリカ ウエストバレー シュマバ農園 ミレニアム イエローハニー 浅煎り
¥1,146
コスタリカ ウエストバレー シュマバ農園 ミレニアム イエローハニー COSTA RICA WEST VALLEY SUMAVA DE LOURDES MILLENNIUM YELLOW HONEY ~プラムと蜜の澄んだ甘み~ フレッシュなプラムや柑橘を思わせる明るく瑞々しい酸質に、サトウキビやハチミツをたっぷりと溶かしたような豊かな甘みが重なります。 イエローハニー精製ならではのシロップのような滑らかな口当たりがあり、温度が下がるにつれてスパイスやダージリンティーを連想させる上品で複雑な余韻が静かに広がります。 非常にクリーンで透明感に溢れ、心地よい甘さの余白を長く楽しめる一杯です。 ■FLAVORコメント PLUM,HONEY,CITRUS,SUGARCANE,BLACKTEA,CLEANFINISH ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★★ ACIDITY(酸質)★★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★ ■国名 COSTARICA ■地名 WEST VALLEY ■農園、農協名 SUMAVA DE LOURDES ■品種 MILLENNIUM ■精製方法 YELLOW HONEY ■農園主 Francisco Mena ■標高 1,670-1,750m ■産地、農園について シュマバ・デ・ルルド農園は、コスタリカのウエストバレー・ナランホ地区に位置する先進的なマイクロミルです。オーナーのフランシスコ・メナ氏は、コスタリカのマイクロミル革命を牽引した輸出業者「Exclusive Coffees」の代表でもあります。同農園は単なる生産拠点にとどまらず、技術の共有や土壌分析に基づく有機肥料の活用など、地域の生産者と同じ目線で意見交換しつつ品質向上に繋げる「モデル農園」としても大きな役割を担っています。農地はそれぞれの微気候や地形の違いにより細かく区分けされ、冷涼な気候と安定した湿度がチェリーのゆっくりとした成熟を促し、鮮やかかつ複雑なカッププロファイルに寄与しています。 ■豆についての詳細 このロットは「ミレニアム(Milenio)」という希少なハイブリッド品種を、イエローハニー精製で仕上げたものです。 ミレニアムは、病害耐性に優れるサチモール系統に、極めて高いカップクオリティを持つ野生種スーダン・ルメを掛け合わせた最新の品種です。シュマバ農園の厳格で緻密な栽培管理と、ミューシレージ(粘液質)を残して乾燥させるイエローハニー精製が組み合わさることで、スーダン・ルメ由来の複雑なスパイス感や紅茶のようなエレガントな風味に、ハチミツやサトウキビを思わせる厚みのある甘みが引き出されています。過度な発酵感はなく、どこまでもクリーンで澄んだ透明感が特徴の、現代コスタリカの品質の最前線を感じられるロットです。 ■生産国について 中米に位置するコスタリカは、軍隊を持たず、自然環境と教育を重んじる国として知られています。コーヒー生産においては、1990年代後半から「マイクロミル革命」を先導しました。生産者が協同組合にチェリーを販売するのではなく、自ら小規模な精製設備(マイクロミル)を導入し、農園単位で精製・輸出できる仕組みを世界に先駆けて築き上げました。この流れにより、農園ごとの微気候(マイクロクライメイト)や品種の個性が直接世界に届くようになり、品質の飛躍的な向上と生産者の誇りにつながりました。ウエストバレーやタラスといった名産地は、火山性の肥沃な土壌と標高差に富んだ地形を持ち、多様な個性を生み出しています。また、国全体で再生可能エネルギー利用率が極めて高く、持続可能な農業の推進が政策に深く根付いています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
コスタリカ ウエストバレー シュマバ エル・キンカジュー ゲイシャ Black Cherry 浅煎り
¥3,062
コスタリカ ウエストバレー シュマバ エル・キンカジュー ゲイシャ Black Cherry COSTA RICA NARANJO WEST VALLEY EL KINKAJOU, MONTE LOURDES GEISHA BLACK CHERRY ~甘みを極めたゲイシャ~ ジャスミンやローズを思わせるゲイシャ特有の華やかな香りに、 ダークチェリーやプラムのような果実の濃厚な甘みが重なります。 特殊プロセス「Black Cherry」がもたらすクラフトチョコレートのような奥行きとシロップの滑らかな口当たり。 温度変化に伴い現れる明るい酸が全体の輪郭を整え、 長く続く複雑な余韻へと着地する、均整のとれた一杯です。 ■FLAVORコメント DARKCHERRY,ROSE,PLUM,SYRUP,COMPLEX,SWEETFINISH ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★★★ BODY(コク)★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★★★ ACIDITY(酸質)★★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★★ ■農園主 Francisco Mena(フランシスコ・メナ) ■標高 1670-1700m ■国名 COSTA RICA ■地名 NARANJO, WEST VALLEY ■農園、農協名 EL KINKAJOU, MONTE LOURDES ■品種 GEISHA ■精製方法 BLACK CHERRY ■産地、農園について シュマバ・マイクロミルは、コスタリカのウエストバレー・ナランホ地域に位置し、輸出業者「Exclusive Coffees」の代表であるフランシスコ・メナ氏が自らマネジメントを行う農園です。生産者と同じ目線で技術共有や管理体制のアドバイスを行い、地域全体の品質向上を牽引しています。このコーヒーが育つ「エル・キンカジュー」は、モンテ・ロウルデス農園の東側に位置する特定区画で、地域の森林に生息する小動物の名に由来します。同区画で栽培されたSan Roque種が2024年のCup of Excellenceにてスコア90点超えのPresidential Awardを獲得し3位に入賞するなど、世界最高峰のポテンシャルを秘めたテロワールを誇ります。 ■豆について 本ロットは、世界中から脚光を浴びるゲイシャ種に対し、「Black Cherry」と命名された特殊なプロセスを施した希少なコーヒーです。完熟した果実のみを厳選し、約1週間の初期乾燥で水分を含んだ状態のまま発酵を促します。その後、袋に詰めて倉庫内で2週間休ませることで発酵を完了させ、チェリー内部の栄養素をゆっくりと糖分へ変換させます。最後に1〜2週間の乾燥を経て仕上げられるこの緻密な工程は、ゲイシャの持つフローラルな個性を損なうことなく、「さらなる甘み」を極限まで引き出すことを狙いとして設計されています。 ■生産国について コスタリカは環境保護と教育に国家予算を注ぎ、軍隊を持たない平和な国として知られています。コーヒー産業においてもその先進性は際立っており、2000年代初頭から小規模農家が自前の精製設備を持つ「マイクロミル革命」を世界に先駆けて牽引しました。これにより、巨大な農協に混ざることなく、農園ごとの微細な気候(マイクロクライメイト)や品種の個性をダイレクトに表現することが可能になりました。本ロットの生産を支える「Exclusive Coffees」は、この革命の中心として、農家が消費国の求める品質を理解し、継続的に高品質なコーヒーを生み出せるよう、農業指導から品質管理まで徹底したサポートを行っています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
ニカラグア マタガルパ リモンシージョ レッドパカマラ ピーベリー ウォッシュド 浅煎り
¥1,021
ニカラグア マタガルパ リモンシージョ レッドパカマラ ピーベリー ウォッシュド 浅煎り NICARAGUA MATAGALPA MIERISCH LIMONCILLO REDPACAMARA PEABERRY WASHED ~優しい果実の甘み~ 熟したいちご、桃やチェリーを思わせる果実味。 ピーベリーという丸豆形状により、 通常よりも凝縮されたシロップのような甘みが広がります。 滑らかな舌触りが心地よく、 冷めるにつれてミルクチョコレートのような風味が顔を出し、 長く甘美な余韻を感じます。 酸味は突出せず、柔らかなで質感のある甘みと調和する均整の取れた一杯です。 ■FLAVORコメント CHERRY,SYRUP,CREAMY,MILKCHOCOLATE ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★★ BODY(コク)★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★ 国名 : NICARAGUA 地名:MATAGALPA 農園、農協名:MIERISCH LIMONCILLO 品種 :REDPACAMARA PEABERRY 精製方法:WASHED 農園主:Erwin Mierisch(エルウィン・ミエリッヒ) 標高:1200m ■産地、農園について(詳細) リモンシージョ農園は、ニカラグア北部・マタガルパ県のヤシカ・ノルテ地区に位置し、豊かな自然と水資源に恵まれた環境にあります。1930年にミエリッヒ家が取得した歴史ある農園で、当初自生していた小さなレモンの木(リモンシージョ)が名前の由来です。 農園内には9つの滝や数多くの小川が流れ、多様な動植物が生息する美しい景観を誇ります。総面積171ヘクタールのうち、コーヒー栽培エリアは109ヘクタールに留め、残りは自然林や牧草地として厳格に保護されています。 また、農園内に水力発電タービンを設置して再生可能エネルギーを自給するほか、従業員向けの無料の託児所や小学校、診療所を完備するなど、環境保全と労働者の生活向上を両立させる持続可能な農園経営を体現しています。ミエリッヒ家は1908年からコーヒー栽培を続ける名門であり、この農園を拠点に革新的な品種栽培や精製技術を世界に発信し続けています。 ■豆について 本ロットは、エルサルバドル起源の人工交配種である「パカマラ種」(パカス種とマラゴジッペ種の交配)の中でも、熟すと果実が赤くなる「レッドパカマラ」のピーベリー(丸豆)を集めた希少なロットです。 レッドパカマラは、バナナのように果皮にシュガースポット(黒い斑点)が現れた時が最高の完熟のサインとされており、収穫のタイミングには熟練の技術が求められます。 通常、コーヒーの実は1つの果実の中に2つの平豆(フラットビーン)が向かい合って成長しますが、枝の先端などで約3〜5%の確率で1つの丸い種子だけが成長することがあり、これをピーベリーと呼びます。 大粒で知られるパカマラ種のピーベリーは、本来2つの豆に分散する栄養分が1つの豆にぎゅっと集約されるため、レッドパカマラ特有の鮮やかな果実味はそのままに、より密度が高く、濃縮された強い甘みを持つのが最大の特徴です。 焙煎時にも球状の豆に均等に熱が伝わるため、滑らかでクリーミーな質感が引き出されます。 ■生産国について ニカラグアは中米の中央に位置し、火山帯と山岳地帯、そして熱帯雲霧林が複雑に入り交じる、自然条件に恵まれた国です。19世紀後半からコーヒー栽培が本格化し、現在では国の主要な輸出産業となっています。 しかし、1980年代の内戦や1998年のハリケーン・ミッチ、さらには2000年代初頭の世界的コーヒー価格暴落など、幾多の歴史的・経済的困難に見舞われてきました。そうした苦境の中で、大量生産のコモディティコーヒーから、品質で勝負するスペシャルティコーヒーへの転換を図った生産者たちの努力が、現在のニカラグアコーヒーの高評価を支えています。特にマタガルパやヒノテガといった北部の高地帯は、肥沃な火山性土壌と冷涼な気候により、上質な酸と甘みを持つコーヒーの産地として知られています。 その中でミエリッヒ家(Fincas Mierisch)は、いち早く品評会(Cup of Excellence)の創設やハイブリッド品種の研究に取り組み、ニカラグアのスペシャルティコーヒー業界を牽引するパイオニアとして国際的に確固たる地位を築いています。 【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】 「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、 倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて **“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
デカフェ エチオピア シダモ MWP G-2 浅煎り
¥1,247
エチオピア デカフェ シダモ G-2 MWP ETHIOPIA DECAF SHIDAMO G-2 HEIRLOOM MOUNTAIN WATER PROCESS ~デカフェなのに華やか~ 華やかな花の香りと、柑橘系の明るい酸味が広がります。 カフェインレスとは思えないほど風味豊かで、優しい甘みと滑らかな口当たり。 後味にはほのかにスパイスの余韻が残ります。全体の風味バランスも良好です。 FLAVOR JASMINE,ORANGE,SUGARCANE,CARDAMOM,LEMONGRASS ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★ AROMA(香り)★★ ACIDITY(酸質)★★ AFTERTASTE(余韻)★★ ■標高 2000m ■産地、農園について シダモはエチオピア南部に位置する有名なコーヒー産地で、同国を代表する銘柄の一つです。エチオピアでは古くからコーヒーが生産されてきましたが、1930年代に国内の主要産地区分が見直され、当時存在した「アビシニア」「ハラー」に代わり新たに「ジマ」「シダモ」「ハラー」の3地域が設定されました。この時に「シダモ」の名が誕生し、それ以降エチオピア南部産コーヒーを広く指すブランドとしてシダモコーヒーの歴史が始まったとされています。 現在「シダモ」と呼ばれる範囲は行政上のシダマ州よりも広く、エチオピア南部地域で生産される良質なコーヒーの総称ともなっています。 シダモでは標高1,500~2,200m級の高地でコーヒー栽培が行われており、こうした高地でゆっくり成熟したコーヒー豆は風味が凝縮されて複雑かつ豊かな味わいを生み出します。肥沃な火山性の土壌と年間を通じて穏やかな気候にも恵まれ、コーヒー品質向上に寄与しています。小規模農家は自宅の庭先や森の木陰で半野生的にコーヒーを育てる伝統があり、収穫後のチェリーは共同のウォッシングステーション(水洗工場)に集められて精製処理されます。多くの場合ウォッシュト(水洗式)工程が採用され、果肉除去後に発酵・水洗し、高床式の「アフリカンベッド」で天日乾燥させます。これにより雑味の少ないクリーンな生豆が仕上がり、シダモ産コーヒーは明るい柑橘系の香りや華やかな花のようなアロマ、さらに糖蜜や砂糖きびを思わせる甘い余韻を持つことで知られています。その爽やかな風味は多くの愛好家を虜にし、高品質なウォッシュトコーヒーの名産地としてエチオピアを代表する存在となっています。 「シダモ」という地理的呼称には広がりがあり、有名なイルガチェフェ(イルガチョフ)地区なども歴史的にはシダモの一部として分類されてきました。イルガチェフェ産コーヒーは際立つフローラルな香りで知られますが、行政区分や品種特性の違いから現在ではシダモとは別個に言及されることもあります。いずれにせよシダモ銘柄は単一農園ではなく域内の多数の小規模生産者の豆を集積・選別してまとめられる地域ブランドであり、市場流通も主にその形で行われます。今回のロットも名前が示す通りSidamo Smallholders、すなわちシダモの小規模農家たちから集められたコーヒーで、特定の農園というより地域全体の恵みを反映した豆と言えるでしょう。シダモの農家ではコーヒーの木をエンセテ(偽バナナ)やバナナの樹陰で育てるアグロフォレストリー(森林農法)も一般的で、そうした伝統的手法が生態系の多様性を保ちながら品質向上にも寄与しています。エチオピアのコーヒー輸出用グレーディングでは欠点豆の混入度合いなどで1~9等級に分類され、グレード1および2が最上位のスペシャルティ品質に相当します。 Sidamo G-2(グレード2)は最高級のG-1に次ぐランクで、G-1よりわずかに多い軽微な欠点が許容されるものの、依然として厳しい基準を満たした高品質ロットです。つまり本ロットは精製段階から欠点の少ない優良な豆であり、鮮明で華やかな風味特性を存分に備えたコーヒーと言えます。 ■豆について このコーヒー豆は、エチオピア・シダモ産の原生品種をウォッシュト(水洗式)で丁寧に精製した後、生豆の状態でメキシコのDescamex社に送り「マウンテンウォータープロセス」によるカフェイン除去処理が施されています。ウォッシュト工程によって果肉由来の不純物が取り除かれ、ジャスミンのような華やかな香りや柑橘系の明るい酸味、砂糖きびのような甘さといったエチオピアらしい風味がクリーンな生豆に結実します。その個性的なフレーバーを損なわずにカフェインだけを抜き取るため、化学薬品を一切使わない安全な水抽出法が採用されています。処理にはメキシコ最高峰オリサバ山の氷河から得た澄んだ水が使われており、そのピュアな水質も風味保持に寄与しています。 Descamex社でのカフェイン除去工程では品質管理も徹底されています。生豆は他のロットと混ざらない専用区画にロット単位で保管され、処理前に5,000kgごとにカフェイン含有量の分析が行われて抽出条件が最適化されます。また抽出タンクや配管類は都度エア洗浄とスチーム殺菌が施され、異なるコーヒーの混入や雑菌汚染が防がれています。こうした万全の体制の下でデカフェ処理が行われるため、コーヒー本来の風味への悪影響も極力抑えられています。 マウンテンウォータープロセスではまず生豆を水蒸気で蒸らして細孔を開かせ、次に温水に浸してカフェイン成分を抽出します。コーヒー成分で満たした飽和溶液を用いて旨味成分の流出を抑えつつ、特殊フィルターでカフェイン分子のみを選択的に除去します。その後、豆は元の含水率(11〜12%程度)まで静かに乾燥され、光沢のある状態に磨き上げられて出荷されます。この工程によりコーヒー豆中のカフェインは98〜99%以上除去されますが、同時に香味の要となる成分はしっかり保持されます。実際、出来上がったカフェインレス生豆の外観は通常よりやや色濃くなるものの、芳醇なアロマは損なわれていません。 従来の有機溶剤(塩化メチレンや酢酸エチルなどの溶剤)を用いるデカフェ処理に比べ、コーヒー本来のアロマ成分が残りやすいため、カフェインレス特有の平板さや薬品臭さはほとんど感じられません。また、このマウンテンウォーター方式はDescamex社が開発した特許技術であり、カナダのスイスウォータープロセスと並んで高品質な水抽出式デカフェ手法の代表格とされており、環境負荷が低い点でも評価されています。 カフェインを除去したことで生豆中の苦味成分は減り、口当たりはよりマイルドになります。焙煎時には水分処理済みの豆は熱が伝わりやすいため慎重な火加減調整が求められますが、適切にローストすれば驚くほど華やかな風味が引き出せます。特に浅煎り〜中浅煎りに仕上げることで、シダモ由来のフローラルな香りやシトラスを思わせる明るい酸味が際立ち、デカフェであることを忘れるほどエレガントな味わいが楽しめます。中深煎りまで進めるとカカオやキャラメルを感じるコクが増しますが、せっかくの特徴的なアロマが隠れてしまうため、軽めの焙煎で「デカフェなのに華やか」な個性を存分に発揮させるのがおすすめです。こうして、カフェインレスでありながら妥協のない味わいが実現しています。 ■生産国について エチオピアは「コーヒー発祥の地」として知られ、その名称も南西部のカッファ(Kaffa)地方に由来するとの説があります。千年以上にわたりコーヒーと関わってきた長い歴史を持ち、アラビカ種コーヒーの原産国でもあります。現在もアフリカ最大のコーヒー生産国にして世界第5位のアラビカ豆輸出国であり、コーヒーは同国の輸出収入の30〜35%を稼ぐ最重要作物です。国民の約4人に1人がコーヒー産業に従事するとも言われるほど経済への寄与度が高く、約400万世帯もの小規模農家が伝統的な栽培でコーヒーを育てています。生産されたコーヒーの約半分は国内で消費され、エチオピア人の生活には欠かせない飲み物です。日本の茶道にも喩えられる伝統的な「コーヒーセレモニー」が各家庭で日常的に行われており、来客へのもてなしやコミュニティの団欒として親しまれています。こうした深い文化的背景を持つエチオピアですが、近年は品質管理や品種改良にも力を入れており、スペシャルティコーヒー市場でも存在感を高めています。 一方でカフェインレス需要の高まりに対し、エチオピア国内にはカフェイン除去設備がないため、収穫された生豆を海外に送り現地で加工する必要があります。本品もエチオピアからメキシコに運ばれてデカフェ処理されたものです。その加工を担ったDescamex社(正式名:Descafeinadora Mexicana)は1980年創業の企業で、ラテンアメリカ初のコーヒー脱カフェイン工場として知られています。 同社は独自のマウンテンウォータープロセスを開発し、従来の塩化メチレン法など薬品を用いる手法に代わる安全で風味保持に優れたデカフェ処理サービスを提供しています。Descamex社は欧米や日本のロースターから委託を受けて高品質なカフェインレス加工を請け負っており、世界中のコーヒー愛好家に「美味しいデカフェ」を届ける役割を果たしています。 ■ MOUNTAIN WATER PROCESS(マウンテンウォータープロセス)とは? Mountain Water Process(MWP)は、化学薬品を一切使わずに水だけでカフェインを取り除く脱カフェイン処理方法です。メキシコ・ベラクルス州ピコ・デ・オリサバ山の伏流水を使い、自然のバランスと拡散の原理で「カフェインだけ」を抜き取ります。 目的は単に“カフェインを抜く”ことではなく、コーヒー本来の香りや甘みを壊さないこと。そのため、工程全体が「味を守る設計」でできています。 工程 内容 目的・意図 ① 蒸らし(Pre-steaming) 生豆を60〜70℃の湿熱で軽く蒸して柔らかくする 豆内部まで水がしみこむようにして、拡散をスムーズにする(味のムラを防ぐ) ② 飽和抽出液の作成(GCE) 同じ豆を温水で抽出し、糖・酸・香り成分を水に溶かす 「味で満たされた水」を作ることで、後の処理で風味成分が流れ出さないようにする ③ フィルター処理(Caffeine Removal) 抽出液を活性炭フィルターに通し、カフェイン分子だけを吸着除去 “味を残して、カフェインだけを抜いた水”を得る(これがGCE) ④ 本処理(Decaffeination) 新しい生豆をそのGCEに浸し、低温(10〜12℃)でゆっくり拡散させる 水にはカフェインがないため、豆の中のカフェインだけが外に出ていく ⑤ 再循環(Filtration Cycle) 液を再びフィルターに通してカフェインを除きながら、豆と水を何度も循環 徐々に濃度差をなくしていき、最終的に99%以上のカフェインを除去する ⑥ 乾燥(Drying) 含水率25〜30%→11〜12%に低温乾燥(50℃以下) アロマの揮発を防ぎながら水分を安定化。焙煎時の立ち上がり香を保つ ⑦ 品質検査(QC) カフェイン残留率・香味比較テスト 風味劣化がないかを確認し、カフェイン残留0.1%以下で出荷 風味保持のためのポイント 低温拡散:熱ではなく時間で抜く。酸や香りが壊れにくい。 飽和水の利用:味の濃度差をゼロにし、風味成分が動かないようにする。 選択吸着フィルター:カフェインだけを“選んで”取る。 天然水の性質:ミネラルを少し含む中性軟水が、味の安定に寄与。 低温乾燥:高温で飛びやすい香りを守る。 Q&A:よくある疑問と補足説明 Q1. 「なぜ“山の水”じゃなきゃいけないの?」 MWPで使うのは、ピコ・デ・オリサバ火山の伏流水。この水は一年中温度・pH・ミネラル組成が安定しており、冷却装置で温度を保たなくても理想的な状態を維持できます。純水(H₂O)だと成分を溶かしすぎるため、“適度にミネラルを含む軟水”が最適なのです。 Q2. 「GCE(風味飽和液)はどうやって作るの?その豆は使うの?」 GCEは同じロットの豆を犠牲にして作ります。その豆から糖・酸・アロマ成分をすべて抽出し、水を“味で満たす”。一度作ったGCEは何回も再利用できるので、毎回倍量の豆を使うわけではありません。 Q3. 「“味で満たされた水”ってどういうこと?」 水と豆の間で“濃度差”があると、味成分は外へ出ます。でも、水の中にすでに同じ成分(糖・酸・香り)が含まれていれば、動く必要がなくなります。→ 結果として風味はそのまま、カフェインだけが外へ出る。 Q4. 「なんで低温でやるの?早く終わらせればいいのでは?」 高温だとカフェインは早く抜けますが、香り成分も一緒に流れます。低温(約10〜12℃)に保つことで、拡散をゆっくり進め、香りと甘みを守りながら時間で抜いていくのです。MWPは「速さ」より「壊さないこと」を優先しています。 Q5. 「使う水の量はどのくらい?」 1kgの豆に対しておよそ150〜250リットルの水が循環しています。これはほとんど再利用される“循環水”で、実際の消費量はその一部(5〜10%程度)。MWPは環境負荷の低いクローズドループ型システムです。 Q6. 「日本でもできないの?同じ仕組みを真似できない?」 理論的には可能ですが、日本の水は四季で硬度・pHが変化するため、年間を通して再現性を保つのが難しい。さらに、設備投資(数億円)と特許ノウハウの制約もあり、現時点では国内商業スケールでのWP法は不可能に近いです。 Q7. 「スイスウォーターとの違いは?」 Swiss Water(スイスウォータープロセス)はスイス発祥の技術をカナダで実用化した工場。MWP(メキシコ)と基本原理はほぼ同じですが、水の成分・温度・設備構造・味づくりの哲学が少し異なります。MWPは火山性伏流水の甘みとまろやかさを特徴とし、より“南米豆に調和する柔らかい味”を目指しています。 Q8. 「結局どんな味になるの?」 ・酸味やトップノートはやや穏やか。 ・甘み・ボディ・口当たりのなめらかさは残る。 ・クリーンで柔らかく、冷めてもバランスが崩れにくい。 つまり、「派手さより静かな美味しさ」。これがMWPデカフェの特徴です。 Mountain Water Process は、「薬品ではなく水で」「スピードではなく時間で」「抜く」よりも「壊さない」ことを選んだ技術。豆の味をそのまま保ちながら、カフェインだけを静かに手放す――そんな“やさしい科学”でつくられたデカフェです。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
エチオピア グジ グラチェWS 在来種 ナチュラル G-1 浅煎り
¥1,044
エチオピア グジ グラチェWS 在来種 ナチュラル G-1 ETHIOPIA GUJI G-1 GURACHU W.S HEIRLOOM NATURAL ~清らかな果実の香り~ 柑橘やベリーを思わせる“みずみずしい酸”が伸びます。 口当たりは澄んで軽やかで、冷めるほどに甘さが残ります。 FLAVOR FLORAL,BERRY,CITRUS,STONEFRUIT,SWEETCHOCOLATE ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★★ BODY(コク)★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★ ■農園主 タデッセ・エデマ・バッセイ / Tadesse Edema Bassaye ■標高 2100m ■産地、農園について 本ロットはエチオピア南部のグジに位置する西グジ・ケルチャ郡グラチュ周辺で生産されたコーヒーを、Gurachu Washing Station(以下、Gurachu WS)で取りまとめたものです。標高は約2,100mに達し、昼夜の寒暖差と十分な日照が得られる高地らしい環境にあります。グジは近年、シダモやイルガチェフェと区別される独立した産地名として注目を集めていますが、その理由の一つに、地域固有の在来系統(Heirloom)が繊細な香味を映し出すことがあります。グジでもとくにケルチャ/グラチュは森林に囲まれた丘陵地帯で、小規模農家の畑が散在し、収穫期には完熟チェリーが人の手で丁寧に摘み取られます。 この地域の栽培は伝統的な手法が基本です。コーヒーの木はトウモロコシなどの食用作物と混作されることが多く、家族の食料確保と土地の効率的利用を両立させています。多くの農家は有機的な管理を行い、化学肥料や農薬の使用は少ない、もしくは用いません。こうした環境配慮の姿勢は、土壌や周囲の生態系を守りつつ、クリーンで輪郭のはっきりした味わいづくりに寄与しています。作業は総じて手作業中心で、畑の管理から収穫、選別に至るまで、機械化は最小限です。 農家が収穫したチェリーはGurachu WSに運ばれ、まず目視で未熟果を除去する初期選別が行われます。ナチュラルの場合は果肉を付けたままアフリカンベッドに薄く広げ、こまめに攪拌して均一に乾かします。乾燥は天候に左右されますが、当地の運用ではおよそ7日間で仕上げ、乾燥後は脱殻してアディスアベバへ速やかに輸送し、乾燥工場で最終選別と輸出準備を行います。Gurachu WSはこの一連の工程で“薄く、こまめに、清潔に”を徹底しており、欠点の混入や乾燥ムラを抑えています。 このロットの輸出管理を担うのは、代表のタデッセ・エデマ氏が率いるBarkume Coffee Exportです。タデッセ氏は1989年からグジを中心にウォッシングステーションや農園の立ち上げを進め、2008年にBarkumeを設立しました。現在はグジだけでなく、イルガチェフェ、レケンプティ、シダモ、リムなど多様な地域のコーヒーを扱い、各地域に専任チームを配置して工程全体を細かく監督しています。こうした組織力と現場のきめ細かな管理が、ロットの安定した品質を下支えしています。 まとめると、ケルチャ/グラチュのG1ロットは、①2,100m級の高地テロワール、②混作や低投入といった地域に根差した栽培文化、③Gurachu WSの人の手による選別と乾燥管理、そして④Barkumeの輸出体制という四つの要素が噛み合って成り立っています。グジの名が国際市場で広く認知されるようになった現在においても、“現場の丁寧さ”が味の芯をつくるという原則は変わりません。本ロットは、その原則を最も素直に体現した、現在進行形のグジの姿だと考えます ■豆について このロットはNATURALでの仕立てています。農家は完熟した赤いチェリーを手摘みし、搬入時にGurachu WSで目視選別を行います。ここで未熟果や欠点チェリーを徹底的に除くことが、クリーンで伸びのある酸と甘さの基礎になります。 NATURAL(乾式)では、果皮・果肉を付けたままアフリカンベッドで天日乾燥します。Gurachu WSではチェリーを薄く均一に広げ、頻繁な攪拌で熱溜まりや局所発酵を抑え、乾燥ムラを防ぎます。乾燥の目安は約7日で、乾燥具合は豆の含水や手触り、割れの様子など複数の指標で確認されます。仕上がった殻付き豆は脱殻後、アディスアベバへ速やかに輸送して最終精選を行います。輸送を遅らせないことは、乾燥後の再吸湿や保管ダメージを避けるうえでも重要です。このNATURAL仕立ては、果肉・果皮の香味前駆体がゆっくりと種子に影響することで、果実感と甘みの余韻が豊かに出やすくなります。ベリーや熟した果物を思わせる印象が多くのグジ・ナチュラルに観察されるのは、その工程設計と高地の原料品質が合わさった結果です。 評価されるのは、選別精度と乾燥工程の管理です。G1という等級は外観上の欠点数の少なさを前提としますが、それを担保しているのが、投入前の目視選別と乾燥中の常時の人手です。乾燥は機械化が難しい工程で、ベッド面の温度・湿度・風の当たり方、日照時間の変化、夜間の露の影響など、日々の環境変動に合わせた細かな操作が必要です。現場でこれを支えるのは、作業員の観察と判断であり、チェリーの状態を手で感じ取りながら攪拌の頻度・厚み・日除けなどを微調整する知見です。資料でも「機械化されている作業はほぼありません」と記されており、まさに人の手が品質の土台になっています。 また、ロット設計の観点では、ステーションに搬入されるチェリーの集荷半径や受け入れ基準が品質の再現性を左右します。Gurachu WSはBarkumeの監督下で各地域に専任チームを置き、工程ごとのチェック体制を築いています。輸送段階ではアディスアベバでの最終精選に素早く橋渡しするフローを整え、乾燥後の品質維持に努めています。結果として、ナチュラルは熟した果実感と甘い余韻が、ウォッシュトは清潔感と香りの透明度が際立ち、いずれの仕立てでも高地テロワールの軽やかさが感じられる仕上がりになります。 以上のように、Gurachu WSの品質づくりは、①厳密な熟度選別、②乾燥工程の人手管理、③迅速な輸送と精選の三つで構成されています。どれも資料に裏付けのある運用であり、手間と観察を惜しまないことが、このロットのクオリティを日常的に支えているといえます。 ■生産国について エチオピアはコーヒーの故郷として知られ、コーヒーは輸出における重要品目です。流通制度はこの10年余で大きく変化しました。とくに2017年の法改正(Proclamation)以降、民間輸出業者がウォッシングステーションを所有・運営し、従来のECX(Ethiopian Commodity Exchange)を経由せずに“直接輸出(ダイレクトトレード)”できる枠組みが広がりました。 USDA(米国農務省)の2017年・2018年レポートは、ECXを通さずアイデンティティを保持した輸出が可能になったこと、そしてウォッシングステーションや一部農家にも直接輸出の道が開かれたことを報告しています。これはトレーサビリティの向上と、品質に応じた価格形成を後押しするものでした。制度の緩和はその後も進み、民間・協同組合・特定規模の農家など、複数の主体が垂直統合的に輸出へ関与する現在の姿に至っています。こうした流れは、国際市場での競争力と品質向上を狙う政策の一環として位置づけられています。 この制度環境の変化は、産地の現場にも波及しています。新しいウォッシングステーションの建設や、発酵・乾燥といった工程での技術導入が進み、地域の小規模農家がより選択肢の多い販売経路へアクセスできるようになりました。国際ロースターや商社のレポートでも、2017年以降に品質やトレーサビリティが改善し、コミュニティへの波及効果が見られるとの指摘が重なります。もっとも、語学・資金・設備面のハードルから、すべての小規模農家が直ちに直接輸出へ移行できるわけではなく、輸出業者や協同組合の支援と連携が依然として重要です。制度は“選べる余地”を広げ、産地側の取り組み次第で価値を高められる余白を生み出したといえます。 この文脈で見ると、Barkume Coffee Exportの存在は特筆に値します。代表のTadesse Edema氏はグジのグラチュ出身で、1989年に精製所の立ち上げを始め、2008年に同社を設立しました。現在はグジ、ハンベラ、ウラガ、ドゴ、ケルチャなど複数のエリアで生産・集荷・精製を監督し、各地域に専任チームを置いて品質管理を行います。Gurachu WSに持ち込まれたチェリーは、人の目と手で選別され、ナチュラルではアフリカンベッドで約7日の乾燥、乾燥後の迅速な輸送と最終精選という流れで輸出の現場へつながります。Barkumeは、生産から輸出までの注意深い管理によって、エチオピアの豊かな伝統と個性を“そのままの形”で届けることを掲げています。制度面の追い風と、現場の運用力の高さが両輪となって、本ロットのようなトレーサブルで高品質なコーヒーが安定供給されているのです。 近年の統計でも、改革以降に生産・輸出のパフォーマンスが上向いたことが報告されています。エチオピアのコーヒー当局(ECTA)や各種レポートは、直接輸出や垂直統合、トレーサビリティ確保といったキーワードを挙げ、産地~輸出~消費国の連携強化を促しています。これらは単に量を増やすためでなく、品質に見合った対価を生産現場へ還元するための仕組みづくりでもあります。スペシャルティ市場での評価が生産者の生活や地域の持続性に結び付くよう、政策と民間の実践が重なり合う時代に入ったと言えるでしょう。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
コスタリカ タラス グラニ-トス オルティス1800 カトゥアイ ホワイトハニー 中浅煎り
¥1,021
【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】 COSTA RICA TARRAZÚ GRANITOS ORTIS1800 CATUAI WHITE HONEY コスタリカ タラス グラニ-トス オルティス1800 カトゥアイ ホワイトハニー ~暖かで済んだ甘み~ ハニー精製ならではの澄んだ口あたりに、ほんのりとブラウンシュガーを思わせる穏やかな甘みと、蜂蜜のような温もりが寄り添います。中浅煎りに仕上げることで、冷めてもなお心地よい余韻が続きます。 FLAVOR BROWNSUGAR,HONEY,REDAPPLE,GENTLESWEETNESS ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★ 「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、 倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて **“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。 ■農園主 オマールカルデロン(OMAR CALDERÓN) ■標高 1800m ■産地、農園について コスタリカのTARRAZÚ(タラス)は、スペシャルティコーヒーの代名詞とも言える産地です。標高1500m以上の冷涼な気候、昼夜の寒暖差、そして肥沃な火山灰質の土壌が、芳醇でクリーンなカップを生み出してきました。その中心のひとつが、DOTAの山あいに広がる GRANITOS ORTIS1800。ここは CALDERÓN MARTÍNEZ家 が営む農園であり、家族が一体となってコーヒーづくりに取り組んでいます。 農園の主は OMAR CALDERÓN MADRIGAL。若き日からコーヒーに携わり、30年以上にわたって農園の木々を守り続けてきました。彼の手はいつも土と共にあり、枝の剪定、樹勢の管理、収穫のタイミングといった「栽培」の要を担っています。オマールが語るコーヒーは実直で、樹の一本一本に宿る命を尊重する姿勢が感じられます。 一方で、精製という次の段階を担うのは娘たち。私が現地を訪れた際も、実際にプロセスの解説をしてくれたのはジョイスでした。彼女は明るくしっかり者で、精製工程を理路整然と説明しながらも、その背景にある家族の想いや哲学を自然体で語ってくれました。 現地での体験は鮮明に心に残っています。農園を後にするとき、家族やスタッフと一緒にトラックの荷台に乗り、山を下りました。眼下に広がったのはドタの街並みです。小さな店や人々の営みが織りなす景色には、土地に根ざした暮らしの温かさが感じられました。そして背後に広がる山並みは、幾重にも折り重なりながら悠久の時間を刻んでおり、自然の積み重ねてきた歴史を物語っていました。そのとき、地元の奥三河の暮らしと山々を思い出しました。 オルティス1800のコーヒーは、こうした土地と人の営みの結晶です。お父さんが大地を耕し、娘たちがチェリーにさらにみがきをかける。その家族の分担と調和が、このコーヒーの清らかさと、どこか温もりを帯びた味わいへと結実していると思います。 ■豆について このロットは、CATUAI種を用い、ホワイトハニー精製で仕上げられたものです。収穫はすべて手摘みで、完熟したチェリーだけを選び抜きます。収穫の現場ではオマールの経験が生き、果実の成熟度を的確に見極める姿勢が貫かれています。 収穫されたチェリーは、家族のマイクロミルへと運ばれます。果肉を除去した後、ミューシレージをごく薄く残した状態で乾燥に移すのがホワイトハニー精製の特徴。もう少し果肉を残したブラックハニーやレッドハニーの精製よりも清らかさを重視しつつ、ウォッシュドよりは柔らかな甘みを残す、繊細なプロセスです。 乾燥工程では、強い日射をコントロールするため、時間帯ごとにカバーを掛けたり攪拌を繰り返したりといった作業が欠かせません。JOYCEやJOHANAは毎日その状態を確かめ、均一な仕上がりを追求します。こうして仕上がったコーヒーは、澄んだクリーンカップの中に穏やかな甘みを宿すのです。 カップから感じられるのは、まずホワイトハニーらしい清らかさ。そこに ブラウンシュガーや蜂蜜を思わせる、温もりを帯びた甘みを感じます。酸は落ち着いており、軽やかで飲みやすい一方で、冷めるほどに甘さが際立ち、余韻は長く続きます。 焙煎は中浅煎りが最適です。強火で深く煎ればこの柔らかさは失われますが、浅すぎても甘みが十分に引き出されません。中浅煎りで仕上げることで、清らかさと温もりという二面性が調和し、蒸らしから冷めゆくまで表情を変え続ける一杯となります。 ■生産国について COSTA RICAは中米に位置する小国ながら、世界のスペシャルティコーヒー市場で強い存在感を放っています。国土の多くは山岳地帯で、火山性の肥沃な土壌と標高差に富んだ地形が、コーヒーに多様な個性を与えています。 1980年代から1990年代にかけて、コスタリカは「マイクロミル革命」を先導しました。それまで生産者は協同組合や大規模輸出業者にチェリーを売る立場でしたが、自ら小規模な精製設備を導入し、農園単位で精製・輸出できる仕組みを築き上げました。この流れにより、農園や家族ごとの物語が直接世界に届くようになり、品質の向上と生産者の誇りにつながりました。GRANITOS DE ALTURA DEL ORTIZ もこの潮流の中で生まれた存在であり、いまや世界のロースターから注目を集めています。 国としてのCOSTA RICAは、再生可能エネルギー利用率が極めて高く、環境保全にも熱心です。森林保護、水資源管理、持続可能な農業の推進は、国の政策に深く根付いており、コーヒー生産にもその精神が反映されています。農園ごとの取り組みは多様ですが、共通して「環境と調和したコーヒーづくり」を重んじています。 文化的にもコーヒーは国民の象徴です。日常の食卓を彩るだけでなく、国の経済とアイデンティティを築いてきた存在です。タラスやセントラルバレー、ウエストバレーといった地域の名前は、単なる地理を超えて、コスタリカの文化そのものを語る言葉になっています。 私がDOTAで見た街並みや、背後に広がる山並みの記憶は、そのままCOSTA RICAという国の縮図でした。自然と人々の営みが折り重なり、その中から生まれるコーヒーは、世界中のカップに温もりと清らかさを届け続けています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
コスタリカ タラス カンデリージャ カトューラ ハニー 中煎り Costa Rica Tarras La Candelilla Caturra honey
¥942
【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】 COSTA RICA TARRAZÚ LA CANDELILLA CATURRA HONEY FULLCITYROAST コスタリカ タラス カンデリージャ カトューラ ハニー 中煎り ~甘さとコク、清らかな酸~ シロップのようにやわらかな甘さとコク。 チェリーを思わせる香りが広がり、 後味はすっきりとキレよく整います。 FLAVOR BLACK CURRANT, CHERRY, MAPLE SYRUP, BRIGHT ACIDITY, CLEAN FINISH ROASTLEVEL(焙煎度)★★★ FALAVOR(個性)★★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★ 「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、 倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて **“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。 ■農園主 Ricardo Jr. Hernández (Second Generation) ■標高 1,450–1,750 m ■産地、農園について コスタリカ・スペシャルティコーヒーの祖ともいえる「La Candelilla(ラ・カンデリージャ)」は、2000年に設立された歴史あるマイクロミル。 タラス地区ののどかな丘陵地に位置しています。 2025年3月に倉橋が南米買い付け旅にて訪問したときは、あたたかでやさしい空気に包まれた牧場のような雰囲気でした。 このミルは家族経営で、代々受け継がれてきた土地とともに、コーヒーへの想いも丁寧に継承されています。2022年からは第二世代のリカルドJr.がマネジメントを担い、これまで築かれてきた日本との関係を大切にしながら、高品質なコーヒーづくりに取り組んでいます。 彼は日本文化にも強い関心を持ち、SCAJ展示会などの機会に来日するほか、日本の輸入業務を学ぶため、日本のパートナー企業の事務所で1ヶ月間の研修も経験しました。 週6でジムに通うという鍛え抜かれた体格とは裏腹に、現場ではとても真面目で誠実。 彼とあたたかなファミリーに迎えられた時間は、このミルが育むコーヒーと同じく、やさしく、心に残るものでした。 ■豆詳細 このロットは、La Candelillaで丁寧に仕上げられたハニープロセスのコーヒーです。 収穫されたチェリーは、パルピング後にミューシレージを残したまま乾燥され、 果実由来の甘さとまろやかな質感が引き出されています。 ハニープロセスに特化しているこのミルでは、品種やロットごとに異なる乾燥条件を調整しながら、微細な味わいのバランスを追求しています。 私が現地を訪れた際にも、棚やパティオでの乾燥状態を細かく管理されていました。 この豆が持つやわらかな甘さと透明感のある口当たりは、決して派手ではありませんが、 ゆっくりと身体に染みわたるような、落ち着いた美しさがあります。 それはまさに、この土地と家族がつくるコーヒーの味わいそのもの。 また、このコーヒーの売上の一部は、収穫期に農園で働く方々の家族を支える託児支援プロジェクト「Casas de la Alegría(喜びの家)」に還元されており、一杯のコーヒーの向こうにある暮らしへのまなざしも感じられます。 ■生産国について コスタリカ中部、タラス地区は、高地ならではの冷涼な気候と昼夜の寒暖差、肥沃な火山性土壌を備えた、スペシャルティコーヒーの名産地です。 標高1,400mを超えるこの地域では、ゆっくりと熟すチェリーが、複雑で甘さのある味わいを育みます。 La Candelilla はこのタラスの中でも、家族経営の小さなミルとして2000年にスタートし、コスタリカにおけるマイクロミル文化の先駆けとなりました。現在も穏やかな自然と丁寧な手仕事のもとで、コーヒーが育まれています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
グアテマラ サンタロサ サンタアナ農園 カツーラ ウォッシュド 中煎り
¥1,111
GUATEMALA SANTA ROSA SANTA ANA CATURRA FULLY WASHED グアテマラ サンタロサ サンタアナ農園 カツーラ ウォッシュド 中煎り ~豊潤な甘みと確かな酸~ 瑞々しいオレンジの酸と濃厚な甘み。 火山性土壌のミネラルがクリーンな骨格を支えます 2025年3月の現地訪問時、PRISMAのラボでカッピングし買い付けたロットです。 オレンジやアプリコットを思わせる瑞々しい酸質と、キャラメルのような密度のある甘みが特徴。 火山灰土壌由来のミネラル感が液体の骨格を支え、中煎りによってクリーンさと奥行きが最大限に引き出されています。 焙煎度:中煎り FLAVOR ORANGE,APRICOT,CARAMEL,CLEAN,STRUCTURED ROASTLEVEL(焙煎度):★★★ FALAVOR(個性):★★★★ BODY(コク):★★★ SWEETNESS(甘さ):★★★ AROMA(香り):★★★ ACIDITY(酸質):★★★★ AFTERTASTE(余韻):★★★★ 農園主:フェルナンド・“ナンド”・ディアス 標高:1,600 - 1,800m ■産地、農園について サンタ・ロサ県プエブロ・ヌエボ・ビニャスに位置するサンタ・アナ農園は、テクアンブロー火山とパカヤ火山に挟まれた地質学的に特異な環境にあります 。エンジニア出身のフェルナンド氏はデータに基づいた論理的な農園管理を行い、日照パターンや土壌組成を区画ごとに精査 。多孔質な火山性土壌は保水力に優れ、不規則な降雨によるストレスを和らげつつ、チェリーの緩やかな成熟を促します 。 ■豆について 本ロットの品質を支えるのは、輸出パートナー「PRISMA Coffee Origins」による徹底したキュレーションです。代表のエドゥアルド・アンブロシオ氏は、グアテマラ国立コーヒー協会(ANACAFE)で20年以上にわたり品質管理部門の責任者を務め、同国におけるCOEの創設にも尽力した、文字通りグアテマラ最高峰の鑑定の力を持つ人物です 。2013年に設立されたPRISMAは、単なる輸出業者ではなく、生産現場に深く介入するコンサルティング機能を備えています。収穫期、エドゥアルド氏と弟のエドウィン氏は、夜を徹して生産者から届くサンプルをカッピングし、そのフィードバックを即座に農園へと還元します 。この「カッピングの共有」こそが重要で、生産者と共に卓を囲むことで、農家が自分たちのコーヒーの価値を理解し、品質向上への具体的な手立てを自ら見出すための心理的なギャップを埋める役割を果たしています 。サンタ・アナ農園のような意欲的な生産者にとって、PRISMAは自らの実験的プロセスの成果を冷徹かつ公正に評価する鏡であり、世界市場へと繋ぐための欠かせない羅針盤となっています 。 ■生産国について グアテマラのスペシャルティコーヒー文化を象徴するのがPRISMA社です。彼らの社名は、一つの光を多色の虹に分解する「プリズム」に由来しており、産地ごとの多様な個性をフレーバーとして鮮明に描き出すことをミッションとしています 。特にサンタ・ロサのような、有名産地の陰に隠れがちな地域にある小規模で「未発見」の優良生産者を見出し、品質に見合ったプレミアムを支払うバイヤーへと繋ぐことで、産地の持続的な経済循環を生み出しています 。2025年3月、店主がPRISMAのラボで本ロットに出会った際も、彼らの厳格な品質管理と生産者に対するリスペクトがそのカップの透明度を裏打ちしていました 。2025年収穫期は、干ばつや労働力不足といった困難に直面していますが、PRISMAを通じた直接的な信頼関係が、品質を支えています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================

