愛知県豊川市で小さな自家焙煎の珈琲豆店を営んでおります。小さなお店だからこそできる事、当店だからできる事、そんなサービスを追求しています。
-
[初めての方におすすめ] コーヒー豆3種セット 3beans set
¥1,980($12.52)
【はじめての方へおすすめ】 3種のスペシャルティコーヒーセット たくさん種類があって、 「どれを選べばいいかわからない」 そんな方に向けて、味わいの違いを楽しめる3種類をセレクトしました。 浅煎り・中煎り・中深煎りと、焙煎度、国・農園の異なるコーヒーを少しずつ。 コーヒーの個性と広がりを、無理なく体験できるセットです。 ■ セット内容(各70g) ・エチオピア イルガチェフェ ウォルカ 在来種 / ウォッシュド / 浅煎り 華やかな香りと、明るくみずみずしい酸味 詳細はこちら⇒ https://sohcoffee.thebase.in/items/133578742 ・グアテマラ ウエウエテナンゴ エルインヘルト トラディショナル / ウォッシュド / 中煎り 甘みとコクのバランスがよく、やさしい飲み心地 詳細はこちら⇒ https://sohcoffee.thebase.in/items/156594081 ・コスタリカ タラス カンデリージャ カトューラ / ハニー / 中深煎り やわらかな口当たりと、落ち着いた甘み 詳細はこちら⇒ https://sohcoffee.thebase.in/items/105409105 それぞれ個性はありながらも、どれも飲みやすく仕上げています。 その日の気分に合わせて選ぶ楽しさも、このセットの魅力です。 はじめの一歩に。 そして、お気に入りの一杯と出会うきっかけに。 ■ 内容量 各70g(合計210g) ■ 価格 1,980円(税込・メール便送料込み) こちらの商品は同梱できません。 単体でご注文ください。
-
ホンジュラス サンタ・バルバラ ラス・フローレス パカス ウォッシュド 浅煎り HONDURAS LAS FLORES WASHED
¥1,271($8.04)
【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】 ホンジュラス サンタ・バルバラ ラス・フローレス パカス ウォッシュド HONDURAS SANTA BÁRBARA LAS FLORES PACAS WASHED ~澄んだ果実の甘み~ 白い花を思わせる穏やかな香りに、 オレンジや桃のような明るくやわらかな果実味が重なります。 ウォッシュドらしい透明感のある口当たりの中に、 メープルシロップやドライフルーツを思わせる落ち着いた甘さ。 温度が変わるにつれて果実、甘み、余韻が静かに重なっていく、 クリーンでバランスのよいコーヒーです。 FLAVOR ORANGE,PEACH,MAPLESYRUP,CLEAN ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り) ★★★ ACIDITY(酸質)★★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★ 「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、 倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて **“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。 ■農園主 PAULO ROBERTO SABILLÓN FERNÁNDEZ (パウロ・ロベルト・サビヨン・フェルナンデス) ■標高 1,550m ■産地、農園について ラス・フローレス農園は、ホンジュラス北西部、サンタ・バルバラ県の山岳地帯に位置する約6ヘクタールの農園です。所在地はサンタ・バルバラ市ラス・フローレス村。標高約1,550mの高地にあり、現在約5ヘクタールが生産区画、約1ヘクタールが育成中の区画として管理されています。 農園ではPARAINEMAを60%、PACASを30%、BOURBONを10%栽培しており、今回蒼が選んだのは、その中のPACASを使用したWASHEDのロットです。 農園主のROBERTO SABILLÓN氏は、このLAS FLORES村で生まれ育ったコーヒー生産者です。父親もコーヒー農家で、幼い頃から父のそばで農園仕事に携わってきました。しかし、父親の世代はコモディティコーヒーの低価格や負債に苦しみ、コーヒー農業だけで十分な生活基盤を築くことは容易ではなかったといいます。 父親から土地の一部を受け継いだROBERTO氏は、自分の農園をより良いものにしたいとコーヒー生産を続けます。しかし2011年頃にはコーヒーさび病「ROYA」の深刻な被害を受け、SAN VICENTEの資料では、その後数年間コーヒー栽培から距離を置いた時期もあったと記録されています。 その後、周辺地域からCUP OF EXCELLENCEで高く評価されるコーヒーが生まれる姿を見て、自分たちの土地にも高品質なコーヒーをつくる可能性があると再認識。PACASやPARAINEMAを中心に農園を再整備し、SAN VICENTEや周辺の生産者たちの協力を得ながら、スペシャルティコーヒーのマイクロロット生産へ取り組むようになりました。 現在、この地域のスペシャルティコーヒーを語るうえで欠かせない存在が、ヨホア湖の近く、PEÑA BLANCAに拠点を構えるEXPORTADORA DE CAFÉ SAN VICENTEです。 SAN VICENTEは、周辺の小規模生産者がつくるコーヒーをカッピングし、それぞれの品質や個性を見ながらロットを分け、世界各国のロースターへとつないでいます。私たちが今回LAS FLORESのコーヒーと出会ったのも、このSAN VICENTEのカッピングテーブルでした。 サンタ・バルバラは、一つの大きな農園が広がる産地ではありません。山の斜面に小さな農園が点在し、生産者ごとのコーヒーがSAN VICENTEのような地域のハブへと集まってくる。その一つひとつをカッピングし、品質の違いを見つけていくことで、小さな農園の名前が一つのマイクロロットとして世界へ出ていきます。 LAS FLORESも、そんなサンタ・バルバラのコーヒー文化の中から生まれた農園です。 ■豆についての詳細 今回使用しているPACASは、BOURBONから自然に生まれた突然変異品種です。 1949年、隣国エルサルバドルのSANTAANAにあるPACAS家の農園で発見されました。BOURBONに比べて樹高が低く、枝の節間も短いコンパクトな樹形を持つことが特徴です。ホンジュラスにはIHCAFEによって1974年に導入され、現在では同国のスペシャルティコーヒーでも重要な品種の一つとなっています。コーヒーさび病への耐性は高くありませんが、高地では良質なカップを生み出す可能性を持った品種です。 LAS FLORESの今回のWASHEDは、その精製工程も非常に丁寧です。収穫されたチェリーは慎重に選別され、その日の午後に果肉を取り除きます。その後、パーチメントの状態で発酵槽へ移し、水を張らない状態で約22時間のDRY FERMENTATIONを行います。発酵後は大量の水を使い、タンク内で4回洗浄。 きれいになったパーチメントは、雨や急激な天候変化からコーヒーを守る乾燥機へ移され、約18日間かけてゆっくりと乾燥されます。特徴的なのが乾燥中の管理です。 乾燥を均一に進めるため、パーチメントを約20分ごとに木製の棒で動かします。同時に目視による選別を繰り返し、欠点豆を取り除いていきます。最終的な生豆はEP / ZERO DEFECTS規格として仕上げられます。 今回この豆を浅煎りで仕上げる理由も、そこにあります。発酵によって強いキャラクターをつくるタイプではなく、PACASという品種、標高1,550mの環境、そして丁寧なWASHED PROCESSから生まれる、素材そのものの透明感を楽しみたいコーヒーです。 ■生産国について ホンジュラスは中米を代表するコーヒー生産国の一つです。 国土の大部分を山岳地帯が占め、地域ごとに標高や降雨量、気温などが大きく異なるため、多様なキャラクターを持ったコーヒーが生産されています。 中でも北西部のSANTA BÁRBARAは、ホンジュラスのスペシャルティコーヒーを象徴する地域の一つです。 ホンジュラス最大の天然湖であるヨホア湖の西側にSANTABÁRBARAの山々が立ち上がり、その斜面に多くの小規模農園が点在しています。標高の高い農園では気温が比較的低く、霧や湿った空気の影響を受ける場所も多いため、チェリーの成熟や乾燥には時間がかかります。 実際、2026年3月に現地を訪れた際にも、「今年は1月、2月が特に寒く、もともと遅い収穫がさらに後ろへずれている」という話をSAN VICENTEの人たちから聞きました。 この地域の特徴は、自然環境だけではありません。 SAN VICENTEのような地域のエクスポーターが、小規模生産者それぞれのコーヒーをカッピングし、優れたロットを分け、品質に応じた市場へつないできたことも、SANTA BÁRBARAが世界的なスペシャルティコーヒー産地として知られるようになった大きな要素です。 CUP OF EXCELLENCEでも長年多くの高評価ロットを生み出しており、同じSANTA BÁRBARAの山の中でも、農園や標高、斜面、品種、精製によって驚くほど異なるコーヒーに出会える地域です。 ■訪問産地の場合の特別なエピソード 2026年3月。 コスタリカでの滞在を終えたあと、私、蒼代表の倉橋はホンジュラス第二の都市サンペドロスーラへ入りました。そこから車で南へ。 向かったのは、大きなヨホア湖の近くにある、ペーニャブランカという小さな町です。 宿泊したのは、湖の近くにあるAGUALPAという少し独特な雰囲気のリゾートホテル。到着したのが週末だったこともあり、そこには私たちだけでなく、休日を過ごしに来た地元の家族や若者たちの姿もありました。 少し足を伸ばせばヨホア湖が広がり、その先にはコーヒーが育つサンタ・バルバラの山々があります。 今回の買い付けの拠点となったペーニャブランカは、観光地というよりも、地方のごく普通の町という印象でした。人々の暮らしがあり、穏やかな時間が流れている。 町を行き交う人たちや、週末を楽しむ家族、現地で出会った人たちを見ていても、どこかせかせかしていない。そんな時間の流れが、この土地の記憶として強く残っています。 ペーニャブランカにあるSAN VICENTEでは、サンタ・バルバラをはじめ、周辺地域から届いたコーヒーを数多くカッピングしました。 今回のLAS FLORES / PACAS WASHEDも、そのカッピングテーブルで出会った一杯です。 いくつものコーヒーが並ぶ中で印象に残ったのは、良質なウォッシュドらしい、澄んだ透明感でした。 現地で、PACASはこの地域を代表する伝統的な栽培品種のひとつだと聞きました。 だからこそ、サンタ・バルバラで育った良質なPACASを、その輪郭や持ち味が素直に伝わるWASHEDで、お客様に届けたいと思いました。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ※200g小口パックメール便はこちら↓ https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497
-
ケニア キリニャガ ケグワ SL28.SL34.ルイル11.バティアン ウォッシュド KENYA KIRINYAGA KEGWA SL28, SL34, RUIRU 11, BATIAN WASHED
¥1,123($7.10)
KENYA KIRINYAGA KEGWA SL28, SL34, RUIRU 11, BATIAN WASHED ケニア キリニャガ ケグワ SL28、SL34、ルイル11、バティアン ウォッシュド ~ぎゅっと詰まった柑橘系~ シトラスやベリーを思わせる華やかな酸味と果実味、 しっかりとした口当たりが特徴です。 冷めるとリンゴのような甘酸っぱさが現れ、 ブラウンシュガーやハニーを思わせる優しい甘みが余韻に残ります。 ■FLAVORコメント GRAPEFRUOTS,CHERRY,APPLE,BROWNSUGAR,HONEY ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★ ■農園主 ンギリアンブ生産者組合(Ngiriambu Farmers Cooperative Society) ■標高 1500m ■農園・産地について ケグワ・コーヒーファクトリーは、ケニア山の南麓に広がるキリニャガ県のヌジュキイニ(Njukiini)地区に位置する水洗処理場です。 1997年に設立されたンギリアンブ生産者組合の配下にあり、地域の小規模生産者が育てたチェリーを集荷して精製する役割を担っています。 処理場そのものの歴史は古く、1960年代に精製所として稼働を開始して以降、 周囲のケグワ、ムイボイニ、シエニ、キティガといった集落からチェリーが持ち込まれてきました。組合には現在も多数の零細農家が所属し、それぞれの農園で成熟度を見極めて摘み取られたチェリーが、日々ケグワへと運び込まれます。 精製工程は、いわゆる「ケニア式ウォッシュト」の定石に忠実です。 集荷後すぐに果肉を除去(パルピング)し、発酵槽で一晩かけてミューシレージを分解。 その後に水路で選別・水洗を行い、さらにクリーンカップを狙ってソーキング(清水への再浸漬)を実施します。 精製に用いるのは近隣を流れるニャミンディ川の水で、必要量を事前に貯水して工程ごとに使い分けます。仕上げの乾燥では、天候の変化を見ながらゆっくり水分値を整え、欠点の発生を最小限に抑えます。排水についても環境負荷を意識した運用が行われ、水源から離した場所に浸透ピットを設けて段階的に土壌へ還すなど、地域の自然環境に配慮した管理が徹底されています。 このエリアの自然条件はコーヒー栽培に理想的です。 標高はおよそ1,500m、年間平均気温は13〜25℃と冷涼で、降水量は年間約1,200mm。 水はけのよい赤色の火山性土壌が広がり、昼夜の寒暖差と相まってゆっくりとした成熟を促します。その結果、チェリー内部には糖分と有機酸がしっかりと蓄えられ、鮮明な酸味と甘みを兼ね備えたコーヒーが育ちます。 丁寧な手摘みと選別、そして精密な水洗工程が掛け合わさることで、 キリニャガらしい「フレッシュな果実を思わせる香り」と「澄み切った後味」が体現されます。 トップグレードのケニアらしい香味構成を安定的に届けられるのは、 こうした産地の基礎体力と処理現場の積み重ねがあるからにほかなりません。 ■豆についての詳細 ケグワ・ファクトリーのロットは、カップの第一印象から「ジューシー」という言葉が似合います。抽出直後はレモンやグレープフルーツのピールを思わせる明るいシトラスが立ち上がり、温度が下がるにつれてブラックベリーやチェリーのような濃い赤果実のニュアンスがじわりと前景に現れます。質感は紅茶を思わせるきれいな口当たりで、雑味が少なくスッと切れ上がるのに、余韻にはブラウンシュガーや蜂蜜のような柔らかな甘みが長く残る——まるでレモンティーの余香が続くかのような後味です。 酸・甘・ボディのバランスが整っているため、浅煎り寄りの焙煎でも尖らず、透明感を保ったまま充実した風味の層を描きます。 この複雑さを支えるのが品種構成です。 SL28とSL34は、ケニア品質の象徴ともいえる古典的な系統で、前者は伸びやかな酸と果実の輪郭、後者は落ち着いたコクと甘みの乗り方に持ち味があります。 そこに、病害耐性と生産性の観点から導入が進んだルイル11(Ruiru 11)とバティアンが加わることで、収穫期や区画差によるブレを抑えつつ、香味の厚みと一体感を確保します。 結果として、ケニア特有のブラックカラント調の果実味やシトラスの輝きが、甘みとボディの土台にきちんと支えられる——そんな「飲み進めるほどに旨い」設計になっています。 精製は伝統的なケニア式ウォッシュト。 パルピング後の発酵でミューシレージを適切に分解し、徹底した水洗とソーキングで風味の純度を高めます。乾燥は天候を見極めながら徐々に進め、均一な水分値に整えることで、明瞭な酸と甘さを損なわないように仕上げます。 こうした工程管理の積み重ねが、ケグワの「クリアなのに充足感がある」カップ・クオリティを作り出します。 ■生産国について ケニアのコーヒー史は、東アフリカの中では比較的新しい部類に入ります。19世紀末、宣教師によってレユニオン島経由で導入されたのが始まりで、植民地期を通じて本格的な栽培が広がりました。1930年代に産業の枠組みが整備され、コーヒー産業法の制定や取引機関の設立、ナイロビでの公開オークションの開始によって、品質評価と価格形成の透明性が早くから制度として根づきます。この頃に設立されたスコット農業研究所(Scott Labs)は、のちにSL28、SL34といった高評価品種を生み出し、ケニアの名を世界のスペシャルティ市場で押し上げる原動力となりました。 1963年の独立以降、農地制度の変化もあって小規模生産者が一気に増え、現在では生産量の大半をスモールホルダーが担っています。地域ごとに組織された生産者協同組合がチェリーの集荷と精製を担い、精製後の生豆はナイロビの取引所で競売に掛けられる——というのが、ケニアらしいサプライチェーンの基本形です。公開オークションの存在は、価格の透明性を担保すると同時に、生産者側に品質向上の明確なインセンティブを与え、結果として国全体のレベルを押し上げてきました。 地理・気候面では、赤道直下ながら高地が多く、冷涼で安定した環境がアラビカの栽培に適しています。主要産地はケニア山周辺の中央高地(ニエリ、キリニャガ、ムランガなど)で、標高は概ね1,300〜2,300m。火山性の肥沃な赤土、昼夜の大きな寒暖差、十分な降雨に加え、年に二度の雨季に連動した複数回の収穫サイクルが、密度の高い種子と鮮烈な酸を育てます。 風味の傾向としては、ブラックカラントや各種ベリー、柑橘を想起させる果実味がよく知られ、スイートネスとボディがしっかり伴うため、浅煎りでも深煎りでも輪郭が崩れにくいのが強みです。かつては高級ブレンドの要として評価されてきましたが、近年は単一起源(シングルオリジン)での需要が世界的に高まり、ロットごとのテロワールや精製差を楽しむ文化がいっそう定着しました。 総じてケニアは、制度面の透明性、研究機関が蓄積してきた品種開発の歴史、そして高地テロワールという三つ巴の強みで、スペシャルティ市場における確固たる地位を築いています。 キリニャガのケグワのように、地域の生産者と処理場が緊密に連携し、気候・土壌の持ち味を損なわない精製によって「鮮やかでクリーン」なカップを継続的に生み出している点は、ケニア品質の真骨頂といえるでしょう。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
エチオピア イルガチェフェ ウォルカ ウォッシュド 在来種 G-1 浅煎り ETHIOPIA YIRGACHEFFE WORKA
¥1,066($6.74)
エチオピア イルガチェフェ ウォルカ 在来種 ウォッシュド G-1 ETHIOPIA YIRGACHEFFE WORKA HEIRLOOMS WASHED G-1 ~華やかで紅茶のような味わい~ ブラックティを思わせる華やかかつ奥行のある香り。 口当たりは軽やかで、リンゴのような明るい酸が輪郭をつくります。 冷めてくるにつれ白桃を思わせるやさしい甘みが現れ、 紅茶のような余韻が静かに長く続きます。 ■FLAVORコメント BLACKTEA,LEMON,ORANGE,JASMINE ■ROASTLEVEL(焙煎度)★★ ■FALAVOR(個性)★★★ ■BODY(コク)★★★ ■SWEETNESS(甘さ)★★★ ■AROMA(香り)★★★★ ■ACIDITY(酸質)★★★★ ■AFTERTASTE(余韻)★★★ ■農園主 YCFCU加盟の小規模生産者 ■標高 2000m ■産地、農園について 〈地域特性〉ウォルカ生産者協同組合のある エチオピア南部ゲデオゾーンのゲデブ地区は、イルガチェフェ地域の最南端に位置するコーヒー生産地です。標高2,000m級の高地にあり、肥沃な土壌と十分な降雨、昼夜の大きな寒暖差に恵まれ、地区面積の半分近くがコーヒー農地となっています。周囲を森や川に囲まれたそのテロワール(風土)は、世界有数の魅力的なコーヒー生産環境を形成しています。またゲデブ地区自体がグジ地域とゲデオ地域を結ぶ商業の要衝でもあり、地域の境界を越えてチェリー(コーヒー果実)が集まる活気あるネットワークを有しています。こうした地理的条件により、ゲデブ産のコーヒーはエチオピアの中でも際立って特徴的で魅惑的なカッププロファイルを持つことで知られています。 〈生産者組合と歴史〉 本ロットを生産するウォルカ生産者協同組合(通称ウォルカ農協)は、歴史あるイルガチェフェコーヒー農家協同組合連合(YCFCU)に属する最も古く大規模な協同組合の一つです。YCFCUは2002年に設立された組織で、ゲデオ地域に点在する23の協同組合に属する4万人以上の小規模農家を束ねています。ウォルカ農協自体も当初210名の生産者で発足しましたが、現在では1,400名以上の農家が加盟し、合計2,500ヘクタールのコーヒー農地で生産を行っています。多くのメンバーは伝統的な小規模家族経営農家で、周辺ではトウモロコシなどの作物とコーヒーの混作も一般的です。 ■豆について ウォルカ農協では、水洗式のウォッシュドプロセスを中心に精製を行っており、通常はグレード2のコーヒーを主に生産しています。しかし、選抜精製によりグレード1のロットも手がけており、本ロットがまさにそのウォッシュドG-1です。協同組合のウォッシングステーション(水洗設備)には経験豊富な管理チームが配置されており、収穫期には各農家と緊密に連携してコーヒーチェリーの選別・加工を行います。その徹底した品質管理により、熟度の揃ったチェリーだけが仕込まれ、雑味のないクリーンで際立つ風味が引き出されています。また、天日乾燥や選別の工程でも細かな目配りがなされ、不良豆の除去や乾燥ムラの防止に努めています。その結果生まれるコーヒーは、透明感のある味わいの中にフローラルな香り立ちと果実由来の甘さを備えた、エチオピアらしい上質な風味に仕上がっています。 ■生産国について イルガチェフェのコーヒー生産は1950年代に本格化した比較的新しい歴史を持ちますが、その独特の香味は瞬く間に世界中のコーヒー愛好家を魅了し、高い評価を確立しました。ことに米国や北欧のスペシャルティコーヒー市場で支持を集め、現在では最も人気の産地の一つとなっています。一方で近年エチオピアの生産現場は、気候変動による環境変化や国際規制への対応など課題にも直面しています。ウォルカ農協を含むYCFCU傘下の協同組合では、伝統的な有機的栽培や地域固有の知見を活かしつつ、生産者への技術支援やインフラ整備への投資を通じて持続可能なコーヒー生産に取り組んでいます。そのような努力に支えられたイルガチェフェのコーヒーは、現在でもなお際立つ品質と個性で世界の市場から求められ続けています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ※200g小口パックメール便はこちら↓ https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497
-
グアテマラ ウエウエテナンゴ エル・インヘルト トラディショナル ウォッシュド 中煎り
¥1,350($8.54)
【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】 グアテマラ ウエウエテナンゴ エル・インヘルト トラディショナル ウォッシュド 中煎り GUATEMALA HUEHUETENANGO EL INJERTO TRADITIONAL FULLY WASHED CITYROAST ~落ち着きのある味わい~ チェリーや焼きリンゴを思わせるやわらかな果実味に、 アーモンドの香ばしさとミルクチョコレートのまろやかな甘さが重なります。 華やかな香りを前面に押し出すというより、 果実味、甘さ、コクがひとつにまとまった、 落ち着きのある味わい。 FLAVORコメント CHERRY,BAKED APPLE,ALMOND,MILKCHOCOLATE,COCOA,CARAMEL,SMOOTH ROASTLEVEL(焙煎度)★★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★ ■農園主 ARTURO AGUIRRE (アルトゥーロ・アギーレ) ■標高 1,500–2,000m ■産地、農園について エル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部、ウエウエテナンゴ県LALIBERTADに位置する、世界的にも知られたスペシャルティコーヒー農園です。 山深いウエウエテナンゴの標高約1,500〜2,000mにコーヒー畑が広がり、周囲には森林と豊富な水源があります。この地域はグアテマラの主要産地の中でも特に標高が高く乾燥した非火山性地域で、メキシコ側から吹き込む乾いた暖気によって、高地でも霜の影響を受けにくい環境がつくられています。 農園の歴史は1874年にさかのぼります。JESÚS AGUIRRE PANAMÁ氏がこの土地を取得し、当初はサトウキビ、トウモロコシ、豆、タバコなどを生産していました。1900年頃からコーヒー栽培を始め、この地域に自生していた果物にちなみ「ELINJERTO」と名付けられました。その後もアギーレ家によって受け継がれ、栽培、精製、品質管理へ継続的に投資しながら、世界を代表するスペシャルティコーヒー農園へ成長してきました。 収穫では熟した赤いチェリーを選び、果肉を除去した後、発酵槽で60〜72時間処理します。その後、山から湧き出す水を使って洗浄し、パティオで天日乾燥。さらに自前のドライミルを持ち、乾燥後の選別まで農園内で一貫して管理しています。 その品質は長年にわたりCUP OF EXCELLENCEでも評価されてきました。2013年にはEL INJERTO 1のウォッシュド・パカマラが93.14点で1位を獲得するなど、グアテマラを象徴する農園のひとつとなっています。 そして今回のTRADITIONALは、そうしたエル・インヘルトの中でも、希少品種や特別区画とは少し違う存在です。 「インヘルト農園を支えるベーシックなロット」 華やかな希少品種だけが農園の姿ではありません。 長い年月にわたり育ててきた伝統品種を、毎年丁寧に収穫し、洗い、乾かし、選び続ける。 エル・インヘルトの日常の仕事そのものが表れたコーヒー。 それが、このTRADITIONALです。 ■豆についての詳細 今回のEL INJERTO TRADITIONALは、農園で長年栽培されてきたBOURBON、CATURRA、CATUAIといった伝統的なアラビカ品種を中心に構成したFULLY WASHEDのロットです。CATURRAはBOURBONから生まれた自然突然変異の品種で、CATUAIはMUNDO NOVOとCATURRAを交配してつくられた品種です。異なる品種でありながら、クラシックなアラビカの系譜が重なった組み合わせでもあります。 「TRADITIONAL」という名前は精製方法ではなく、エル・インヘルトの基本となるロットを表したものです。精製そのものはFULLY WASHED。収穫された完熟チェリーは果肉を除去し、60〜72時間の発酵を経て、山から流れる湧き水で洗浄。その後パティオで天日乾燥され、農園内のドライミルで選別されます。 カップでは、チェリーや焼きリンゴのやわらかな果実味に、アーモンドやミルクチョコレート、ココアを思わせる甘さが重なります。口当たりはスムースで酸は穏やか。どれか一つの風味が突出するのではなく、果実味、甘さ、コクが丸くまとまっています。 BOURBON 100%を「エル・インヘルトの品種個性を切り取ったコーヒー」とするなら、TRADITIONALは、農園の日常的な味をひとつにまとめたコーヒー。 強烈な個性を競うのではなく、飲むたびに戻ってこられる。 果実、ナッツ、チョコレート。 酸、甘さ、コク。 そのどれかひとつではなく、それらが静かに重なっていることが、このコーヒーの魅力です。 ■生産国について グアテマラは、中米の中でも地域ごとのコーヒーの個性が明確に現れる生産国です。 火山地帯、熱帯雨林、高原、乾燥した山岳地帯など、小さな国土の中に大きく異なる自然環境が存在し、それぞれの土地で異なるキャラクターを持つコーヒーが生産されています。 中でもHUEHUETENANGOは、グアテマラを代表するスペシャルティコーヒー産地のひとつです。 グアテマラの主要コーヒー地域の中でも特に標高が高く乾燥した非火山性地域で、メキシコのテワンテペック平原方面から吹き込む乾いた暖気が、山間部の冷え込みを和らげます。そのため標高約2,000mという高地まで、霜の影響を抑えながらコーヒーを栽培することができます。 また、HUEHUETENANGOは非常に山深い地域です。その地理的条件から、生産者自身がコーヒーの水洗処理を行う文化が発達してきました。一方で山には河川や湧水が豊富にあり、高品質なWASHED COFFEEを生産するための環境にも恵まれています。 この地域のコーヒーは、明るく明瞭な酸、十分なボディ、葡萄やワインを思わせるニュアンスなどで知られています。2024年のAnacaféによる地域競技会でも、Highland Huehueの特徴として芳香性、明るい酸、葡萄のような風味、長い余韻、ジューシーなボディが挙げられています。 しかし、HUEHUETENANGOの魅力は派手な果実味だけではありません。 品種、標高、区画、精製によって、その表情はさまざまです。 今回のEL INJERTO TRADITIONALは、この土地の明るさを残しながら、チェリーやリンゴの果実味を、アーモンド、ココア、ミルクチョコレートの穏やかな甘さへとまとめています。 特別な品種や特殊な精製ではなく、その土地で長く育てられてきた品種を丁寧に水洗し、毎日飲みたくなる一杯へ仕上げる。 それもまた、グアテマラのコーヒー文化が積み重ねてきた一つの姿です。 ■訪問産地の場合の特別なエピソード グアテマラを訪れた際、EL INJERTOの直営店「EL INJERTO CAFÉ」を訪ね、アルトゥーロ・アギーレ氏と話をする機会がありました。当時、中米の生産者を訪ねる中でたびたび耳にしたのが、収穫期の人手不足の問題でした。 品質の高いコーヒーをつくるためには、熟したチェリーを適切なタイミングで選んで摘む必要があります。そのため、収穫を担うピッカーを確保できるかどうかは、品質そのものにも関わります。 ところがアギーレ氏に聞くと、「うちでは、その問題はない」という答えが返ってきました。 地域的な事情もあれば、長く続いてきた農園と地域との関係、働く人たちの生活環境や労務管理など、さまざまな背景があるのだと思います。 ただ、そこで感じたのは、 コーヒーの品質は、カッピングテーブルの上だけで生まれるものではないということでした。 木を育てる人がいる。 熟した実を摘む人がいる。 精製する人がいる。 乾燥を見守り、選別する人がいる。 その人たちが毎年そこにいて、同じ仕事を積み重ねられること。 その安定そのものが、味の安定につながっています。 EL INJERTOという名前からは、CUP OF EXCELLENCEやPACAMARA、オークションで取引される特別なロットを思い浮かべます。 けれど今回選んだのは、そうした特別なコーヒーではありません。 TRADITIONAL。 この農園を支えている、日常のコーヒーです。 特別な一日ではなく、何十年も繰り返されてきた日々の仕事がある。 その「日常の強さ」を飲む。 このTRADITIONALには、そんな楽しみ方がよく似合います。 「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、 倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて **“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ※200g小口パックメール便はこちら↓ https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
グアテマラ ウエウエテナンゴ エル・インヘルト トラディショナル ウォッシュド 中深煎り
¥1,350($8.54)
【SELECTED AT ORIGIN BY SOH】 グアテマラ ウエウエテナンゴ エル・インヘルト トラディショナル ウォッシュド 中深煎り GUATEMALA HUEHUETENANGO EL INJERTO TRADITIONAL FULLY WASHED FULLCITYROAST ~深いコクと甘香ばしさ~ 焼きリンゴやダークチェリーを思わせる果実味を奥に残しながら、 ローストアーモンドやカカオ、ダークチョコレートの香ばしさが前へと広がります。 キャラメルを思わせる甘香ばしさと、 やわらかなほろ苦さが重なるバランス。 深みのあるコクを感じることができます。 ■FLAVORコメント COCOA,DARKCHOCOLATE,ROASTEDALMOND,CARAMEL,BAKEDAPPLE,DARKCHERRY,SMOOTH ROASTLEVEL(焙煎度)★★★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★ AROMA(香り)★★★ ACIDITY(酸質)★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★ ■農園主 ARTURO AGUIRRE (アルトゥーロ・アギーレ) ■標高 1,500–2,000m ■産地、農園について(詳細) エル・インヘルト農園は、グアテマラ北西部、ウエウエテナンゴ県LALIBERTADに位置する、世界的にも知られたスペシャルティコーヒー農園です。 山深いウエウエテナンゴの標高約1,500〜2,000mにコーヒー畑が広がり、周囲には森林と豊富な水源があります。この地域はグアテマラの主要産地の中でも特に標高が高く乾燥した非火山性地域で、メキシコ側から吹き込む乾いた暖気によって、高地でも霜の影響を受けにくい環境がつくられています。 農園の歴史は1874年にさかのぼります。JESÚS AGUIRRE PANAMÁ氏がこの土地を取得し、当初はサトウキビ、トウモロコシ、豆、タバコなどを生産していました。1900年頃からコーヒー栽培を始め、この地域に自生していた果物にちなみ「ELINJERTO」と名付けられました。その後もアギーレ家によって受け継がれ、栽培、精製、品質管理へ継続的に投資しながら、世界を代表するスペシャルティコーヒー農園へ成長してきました。 収穫では熟した赤いチェリーを選び、果肉を除去した後、発酵槽で60〜72時間処理します。その後、山から湧き出す水を使って洗浄し、パティオで天日乾燥。さらに自前のドライミルを持ち、乾燥後の選別まで農園内で一貫して管理しています。 その品質は長年にわたりCUP OF EXCELLENCEでも評価されてきました。2013年にはEL INJERTO 1のウォッシュド・パカマラが93.14点で1位を獲得するなど、グアテマラを象徴する農園のひとつとなっています。 そして今回のTRADITIONALは、そうしたエル・インヘルトの中でも、希少品種や特別区画とは少し違う存在です。 「インヘルト農園を支えるベーシックなロット」 華やかな希少品種だけが農園の姿ではありません。 長い年月にわたり育ててきた伝統品種を、毎年丁寧に収穫し、洗い、乾かし、選び続ける。 エル・インヘルトの日常の仕事そのものが表れたコーヒー。 それが、このTRADITIONALです。 ■豆についての詳細 今回のEL INJERTO TRADITIONALは、農園で長年栽培されてきたBOURBON、CATURRA、CATUAIといった伝統的なアラビカ品種を中心に構成したFULLY WASHEDのロットです。CATURRAはBOURBONから生まれた自然突然変異の品種で、CATUAIはMUNDO NOVOとCATURRAを交配してつくられた品種です。異なる品種でありながら、クラシックなアラビカの系譜が重なった組み合わせでもあります。CaturraのBourbon由来とCatuaiのMundo Novo × Caturraという系譜はWorld Coffee Researchの品種カタログでも確認できます。 「TRADITIONAL」という名前は精製方法ではなく、エル・インヘルトの基本となるロットを表したものです。精製そのものはFULLY WASHED。収穫された完熟チェリーは果肉を除去し、60〜72時間の発酵を経て、山から流れる湧き水で洗浄。その後パティオで天日乾燥され、農園内のドライミルで選別されます。添付PDFでは商品名がTraditional、ProcessがTraditional (Fully Washed)と記され、WATARUの現行ページでは生産処理がFully Washedとして独立して示されています。 カップでは、焼きリンゴやチェリーを思わせる果実味を奥に残しながら、ローストアーモンド、カカオ、ダークチョコレートを思わせる香ばしさが前面に。中煎りで見えていた果実の輪郭と酸は穏やかになり、キャラメルのような甘香ばしさと、やわらかなほろ苦さがまとまりをつくります。口当たりはスムースで、香ばしさの余韻がゆっくり続く設計です。 BOURBON 100%を「エル・インヘルトの品種個性を切り取ったコーヒー」とするなら、TRADITIONALは、農園の日常的な味をひとつにまとめたコーヒー。 強烈な個性を競うのではなく、飲むたびに戻ってこられる。 果実、ナッツ、チョコレート。 甘香ばしさ、ほろ苦さ、余韻。 そのどれかひとつではなく、それらが静かに重なっていることが、このコーヒーの魅力です。 中煎りでは果実の明るさから見えていたTRADITIONALを、 中深煎りではカカオやナッツの香ばしさから楽しむ。 同じ豆だからこそ見えてくる、もうひとつの表情です。 ■生産国について グアテマラは、中米の中でも地域ごとのコーヒーの個性が明確に現れる生産国です。 火山地帯、熱帯雨林、高原、乾燥した山岳地帯など、小さな国土の中に大きく異なる自然環境が存在し、それぞれの土地で異なるキャラクターを持つコーヒーが生産されています。グアテマラの業界団体Anacaféは国内コーヒーを地域プロファイルに分けて紹介し、そのうちHuehuetenangoをHighland Huehueとして扱っています。 中でもHUEHUETENANGOは、グアテマラを代表するスペシャルティコーヒー産地のひとつです。 グアテマラの主要コーヒー地域の中でも特に標高が高く乾燥した非火山性地域で、メキシコのテワンテペック平原方面から吹き込む乾いた暖気が、山間部の冷え込みを和らげます。そのため標高約2,000mという高地まで、霜の影響を抑えながらコーヒーを栽培することができます。 また、HUEHUETENANGOは非常に山深い地域です。その地理的条件から、生産者自身がコーヒーの水洗処理を行う文化が発達してきました。一方で山には河川や湧水が豊富にあり、高品質なWASHED COFFEEを生産するための環境にも恵まれています。GuatemalanCoffeesも、地域の遠隔性ゆえに生産者自身による処理が必要になりやすく、河川・水流が豊富であると説明しています。 この地域のコーヒーは、明るく明瞭な酸、十分なボディ、葡萄やワインを思わせるニュアンスなどで知られています。2024年のAnacaféによる地域競技会でも、Highland Huehueの特徴として芳香性、明るい酸、葡萄のような風味、長い余韻、ジューシーなボディが挙げられています。 しかし、HUEHUETENANGOの魅力は派手な果実味だけではありません。 品種、標高、区画、精製によって、その表情はさまざまです。 今回のEL INJERTO TRADITIONALの中深煎りは、この土地の明るさを背景に残しながら、焼きリンゴやチェリーの果実味を、カカオ、ローストアーモンド、チョコレートの穏やかな香ばしさへとまとめる設計です。 ■訪問産地の場合の特別なエピソード グアテマラを訪れた際、EL INJERTOの直営店「EL INJERTO CAFÉ」を訪ね、アルトゥーロ・アギーレ氏と話をする機会がありました。当時、中米の生産者を訪ねる中でたびたび耳にしたのが、収穫期の人手不足の問題でした。 品質の高いコーヒーをつくるためには、熟したチェリーを適切なタイミングで選んで摘む必要があります。そのため、収穫を担うピッカーを確保できるかどうかは、品質そのものにも関わります。 ところがアギーレ氏に聞くと、「うちでは、その問題はない」という答えが返ってきました。 地域的な事情もあれば、長く続いてきた農園と地域との関係、働く人たちの生活環境や労務管理など、さまざまな背景があるのだと思います。 ただ、そこで感じたのは、 コーヒーの品質は、カッピングテーブルの上だけで生まれるものではないということでした。 木を育てる人がいる。 熟した実を摘む人がいる。 精製する人がいる。 乾燥を見守り、選別する人がいる。 その人たちが毎年そこにいて、同じ仕事を積み重ねられること。 その安定そのものが、味の安定につながっています。 EL INJERTOという名前からは、CUP OF EXCELLENCEやPACAMARA、オークションで取引される特別なロットを思い浮かべます。 けれど今回選んだのは、そうした特別なコーヒーではありません。 TRADITIONAL。 この農園を支えている、日常のコーヒーです。 特別な一日ではなく、何十年も繰り返されてきた日々の仕事がある。 その「日常の強さ」を飲む。 このTRADITIONALには、そんな楽しみ方がよく似合います。 「SELECTED AT ORIGIN(蒼じるし)」は、 倉橋が実際に中米などのコーヒー生産地を訪れ農園主との対話やカッピングを通じて **“その場で選んできたロット”**だけに付けられる特別シリーズです。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ※200g小口パックメール便はこちら↓ https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
コロンビア ウィラ ビジャ ファティマ ティピカ ウォッシュド 中深煎り Colombia Huila Villa Fatima
¥1,043($6.60)
COLOMBIA HUILA VILLA FATIMA TYPICA WASHED コロンビア ウイラ ビジャファティマ ティピカ ウォッシュド 中深煎り ~なめらかなコク、マイルドな味わい~ やわらかな口当たりとまろやかな酸質。 シルキィなコクは、まさに良質なコロンビアマイルド。 FLAVOR MILKCHOCOLATE,CARAMEL,HEZELNUT,SILKYMOUTHFEEL ROASTLEVEL(焙煎度)★★★★ FALAVOR(個性)★★★ BODY(コク)★★★★ SWEETNESS(甘さ)★★★★ AROMA(香り)★★ ACIDITY(酸質)★★ AFTERTASTE(余韻)★★ ■農園主 ビジャ・ファティマ農協 ■標高 1,700〜1,880m ■産地、農園について 標高は約1,700〜1,880mほどと高く、2000m近い高地のテロワールがウイラらしい明るい酸質を育みます。 年間を通して気温は温暖に保たれ、頻繁にコーヒーの花が開花する恵まれた気候です。 マグダレナ川の支流であるロス・ナランホス川が流れる肥沃な火山性土壌の谷間に位置し、適度な湿度も相まって質の高いコーヒー栽培を支える豊かな環境となっています。 こうした条件により病害も少なく、ティピカ種など伝統品種の栽培にも適した土地柄です。 コロンビア南部ウイラ地域は近年スペシャルティコーヒーの名産地として台頭してきましたが、その中でもサンアグスティンのビジャ・ファティマ地区は品質の高さで知られています。 かつてコロンビアでは在来種のティピカが主流でしたが、病害への弱さと低収量から他品種へ置き換えられた歴史があります。 本ロットはそのティピカ種100%によるコーヒーで、昔ながらのコロンビアコーヒーのマイルドさを見事に体現しています。さらにビジャ・ファティマのコーヒーは少しフローラル(花の香り)なニュアンスも持ち合わせており、昔ながらの良さに現在のスペシャルティらしい華やかさを兼ね備えた「いいとこ取り」の一杯と言えるでしょう。 ビジャ・ファティマはウイラ南部サンアグスティンにある小さな集落で、2〜3ヘクタール程の農地を持つ家族経営の零細農家が多く集まっています。 各農家は丹精込めた管理のもと高品質なコーヒーを生産しており、地域の生産者グループとして協同で精選・輸出まで取り組んでいます。単一の農園主がいるわけではなく、複数の小規模生産者が協力しあってこの「ビジャ・ファティマ」銘柄を支えています。 ■豆について ティピカ種特有の優しい風味を最大限引き出すため、徹底した選別と精製が行われています。完熟チェリーのみを手収穫した後、水槽で未熟豆や欠点豆をフロート選別し除去します。 水で3回に分けて丁寧に洗浄し、アフリカンベッド上で天日乾燥します。乾燥は降雨から守るためパラボラ式の屋根付き乾燥棚で行い、11%前後の含水率までじっくりと乾かされます。 このように統一されたプロトコルで精製されることで、ロット全体の品質と風味の一貫性が保たれています。精製後の生豆はグレインプロ袋に詰められ、風味を損なわない状態で輸出されています。 豆自体は大粒で厚みがあり、精製の丁寧さも相まって欠点の少ないクリーンな仕上がりが特徴です。 ■生産国について コロンビアは世界第3位のコーヒー生産国であり、主にアラビカ種のみを栽培しています。その味わいは「マイルドでバランスが良い」と評価され、世界中で「コロンビアマイルド」という呼称が定着しました。年間1,200万袋前後を生産し、コーヒーは同国の最重要輸出品の一つであり続けています。 18世紀、イエズス会の宣教師によって初めてコーヒーが持ち込まれ、19世紀には国内全土に広がりました。20世紀初頭には輸出量が飛躍的に拡大し、農村経済の中心産業として定着しました。1927年に設立された「全国コーヒー生産者連盟(FNC)」は、約50万世帯の小規模農家を組織し、研究開発や品質保証、価格安定策を担ってきました。特に1960年代から展開された「Juan Valdez(フアン・バルデス)」キャンペーンは、国際市場におけるコロンビアコーヒーのブランド価値を飛躍的に高め、今なお象徴的な存在です。 コロンビアのコーヒー文化は農業を超え、社会・文化的資産としても根付いています。中部のカルデス、キンディオ、リサルダを中心とする「コーヒー文化的景観」はユネスコ世界遺産に登録され、観光や教育資源としても活用されています。コーヒー産業は国内で70万人以上の雇用を支え、農村に暮らす多くの人々にとって生活の基盤となっています。 一方で、現代のコロンビアは気候変動や価格変動に直面しています。降雨パターンの変化や病害虫の拡大は収穫量や品質に影響を与え、生産者に不安定さをもたらしています。こうした課題に対し、FNCは耐病性品種「カスティージョ」の普及や技術支援を進める一方、標高の高いエリアへの栽培移行や環境負荷を抑える農法も模索されています。 また、近年は輸出業者の役割も重要性を増しています。たとえばBanexport社は、ウイラやカウカをはじめとする主要産地で小規模農家を支援し、収穫後処理の統一プロトコルやカッピングによる品質フィードバックを提供しています。農家はこの協働によって安定した品質を確保でき、国際市場での販路拡大が可能となりました。Banexportはさらに、ロジスティクスやトレーサビリティ管理を徹底し、サステナブルな取引を実現しており、コロンビアのスペシャルティコーヒー輸出を支える柱となっています。 このようにコロンビアのコーヒーは、国家的規模の組織(FNC)と、Banexportのような革新的輸出業者が二本柱となり、小規模農家の営みを国際市場につなげています。コーヒーは経済資源であると同時に文化的アイデンティティでもあり、未来を見据えた持続可能な取り組みが日々進められているのです。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ※200g小口パックメール便はこちら↓ https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
フレンチロースト グアテマラ フロレンシア ブルボン ウォッシュド Frenchroast Guatemara
¥1,112($7.03)
自家焙煎 スペシャルティコーヒー コーヒー豆 グアテマラ アマティトラン フロレンシア農園 ブルボン ウォッシュド *極深煎り GUATEMALA AMATITLAN FLORENCIA BOURBON WASHED ~重厚なビター感~ 深く焙煎することで、しっかりとした苦味と重厚なコクが際立つ。 ダークチョコレートを思わせる甘苦さが口いっぱいに広がり、余韻は力強い印象。 輪郭のある甘みも残り、深煎り好きの方に心地よい飲みごたえ。 ■FLAVOR CHERRY,CARAMEL,NUTTS,ORANGE,CHOCOLATE ROASTLEVEL(焙煎度)★★★★★★ FALAVOR(個性)★★ BODY(コク)★★★★ SWEETNESS(甘さ)★★ AROMA(香り)★★ ACIDITY(酸質)★ AFTERTASTE(余韻)★★★ ■農園主 ファン・ラモン・フローレス(Juan Ramon Flores) ■標高 1,570m ■産地、農園について フロレンシア農園はグアテマラの首都グアテマラシティ東方約40km、アマティトラン地区に位置しています。この地域は高品質コーヒーの産地として知られ、近隣には活火山パカヤ火山もあり、定期的に火山灰が土壌に降り注ぐことで豊富なミネラルをもたらしています。標高1,500mを超える涼しい気候と肥沃な火山性土壌に恵まれ、鮮やかな酸味と明確なコクを持つコーヒーが育まれる環境です。 ラ・フロレンシア農園は19世紀初頭(1800年代初期)に開設されて以来、6代にわたってコーヒー栽培を続けてきた由緒ある家族経営の農園です。2008年および2009年にはグアテマラのカップ・オブ・エクセレンス品評会で2年連続入賞を果たしており、その品質の高さが国内外で評価されています。農園には約40名の従業員が働いており、彼らの多くは農園内で生まれ育った人々で、まさに農園と運命をともにする家族のような存在です 。創業当初に植えられたブルボン種の木は大切に受け継がれ、今も農園の主力品種として栽培されています。長年にわたり優良な豆を生産し続けており、「伝統と情熱が育む最高のグァテマラコーヒー」を届けることがフロレンシア農園の理想です。単に良質なコーヒー豆を提供するだけでなく、社会的責任や環境への配慮を重視するという信念のもとで運営されており、持続可能な農園経営にも力を入れています。 ■豆について フロレンシア農園では創業以来100%ブルボン種の栽培にこだわっており、熟度管理や精製にも独自の工夫を重ねています 。収穫期には完熟チェリーだけを選別して手収穫することを徹底し、高品質の豆のみを収穫しています。伝統的な水洗式精製(フリーウォッシュド)を行い、自社のウェットミルで発酵・洗浄から乾燥まで丁寧に処理することで、豆本来のクリーンで上質な風味を引き出しています。精選処理技術の向上にも努め、その成果として前述のように2008年・2009年のCoE入賞につながりました。農園では収穫に携わる労働者に対し、グアテマラ平均を上回る賃金を支払い、農園内に住居と3食の食事も提供しています。こうした待遇改善や地域貢献にも配慮することで、働き手のモチベーションを高めつつ品質向上に結びつけるという好循環を生み出しています。 中煎りから深煎りまでローストの適正幅が広く、深めに焙煎してもしっかりとした甘みとジューシーさが失われません。実際、例年に比べ「今期のフロレンシアは深煎りにも十分耐えうる」とカッピングで評価されており、極深煎りにしてもフロレンシア農園のブルボンは豊かな甘みが残り、重厚感ある味わいに仕上がります。 苦味が主体となりながらも、口当たりはまろやかで雑味が少ないのが特長です。アイスコーヒーやカフェオレとの相性も良く、夏場は氷に注いでリッチなアイスコーヒーとして楽しむのもおすすめです。 当店では、極深煎りのフレンチローストとシティローストの2種ご用意があります。 ■生産国について 中米グアテマラは世界有数のコーヒー産地であり、標高の高さと火山性土壌、マイクロクライメットの多様さを活かした多彩な風味のコーヒーを産出します。グアテマラ国内ではアンティグアやウエウエテナンゴなど有名産地を含む8つの生産エリアが公式に認定されており、今回のフロレンシア農園が所在するアマティトラン(フライハネス高原)もその一角です。 とりわけフライハネス高原地帯は、活発なパカヤ火山の恩恵で火山灰由来のミネラル豊富な土壌を持ち、年間降水量も多く昼夜の寒暖差があるため、高い芳香と明るい酸味を備えた良質なコーヒーが育ちます。グアテマラのコーヒー生産者たちは伝統的な品種ブルボンやティピカ種への造詣が深く、丁寧な水洗処理によるクリーンなコーヒー造りで知られています。 また、Cup of Excellence(COE)などの品評会を通じて品質向上に熱心な生産者が多い点もグアテマラの特徴です。フロレンシア農園のようにCOE受賞歴を持つ農園も珍しくなく、トップクラスの農園は国際オークションで高値取引されるなど、グアテマラ産コーヒーの評価は近年も高水準を維持しています。日本国内にはグアテマラ産スペシャルティコーヒーを専門に扱う輸入商社やロースターも多く存在し、本農園のブルボン種も長年にわたり安定した定番ロットとして継続的に輸入・販売されています。 宅配送料別 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ※200g小口パックメール便はこちら↓ https://sohcoffee.thebase.in/items/117623497 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================
-
[オーダー焙煎 ] パナマ エスメラルダ ゲイシャ ウォッシュド 200g [order] Panama la Esmeralda Geisha praivatecollection washed
¥11,880($75.13)
パナマ ボケテ エスメラルダ農園 ゲイシャ プライベートコレクション ウォッシュド PANAMA BOQUETELA ESMERALDA GEISHA PRIVATECOLLECTION WASHED ~世界を魅了する華やかな一杯~ 華やかな花の香りとベリー系の果実味。 紅茶を思わせる明るい酸と透き通る後味、長く続く甘い余韻が特徴。 FLAVOR JASMINE,BERGAMOT,FLORAL,CITRUS,HONEY,TEA-LIKE [浅煎りの場合] ROASTLEVEL(焙煎度)★★ FALAVOR(個性)★★★★★ BODY(コク)★★★ AROMA(香り)★★★★★ ACIDITY(酸質)★★★★★ AFTERTASTE(余韻)★★★★★ [オーダー焙煎とは] 業務用小型焙煎機を使用し、お客さまのご注文分のみ焙煎をいたします。 好みの焙煎度をお選びでき、よりあなたの理想のゲイシャコーヒーを楽しむことができます。 ※こちらの商品は焙煎度をお選びいただけます。 焙煎度に迷った場合は「焙煎士におまかせ」をお選びください。 オーダー焙煎は通常商品より発送にお時間をいただく場合がございます。 ■農園主 ダニエル・ピーターソン ■標高 1,600〜1,800m ■豆について このコーヒーは、パナマ・エスメラルダ農園のゲイシャ種を用いた「プライベートコレクション」ウォッシュド精製ロットです。プライベートコレクションとは、その年ごとの収穫から農園が厳選したゲイシャをまとめた特別なブランドであり、毎年の構成は変わるものの、常に農園が自信を持って送り出す高品質ロットのみが含まれます。オークション専用の「エスメラルダ・スペシャル」に次ぐ位置づけでありながら、世界基準で見ても極めて高い品質を誇ります。 精製方法はウォッシュド(水洗式)です。収穫は必ず完熟したチェリーのみを手摘みで行い、その日のうちに果肉を除去。発酵槽にて粘質を分解した後、豊富で清冽な山岳地下水を用いて徹底的に洗浄します。その後、アフリカンベッドと呼ばれる乾燥棚でゆっくりと乾燥を進め、水分値を均一に整える工程を経て仕上げられます。乾燥後はさらに欠点豆を徹底的に選別することで、透明感と雑味のなさを徹底的に追求しています。 この精製方法によってもたらされる特徴は、まず何よりもクリーンカップです。澄み切った味わいの中に、ゲイシャ特有の華やかなフローラルさと、果実を思わせるジューシーな甘みが鮮やかに際立ちます。カップからはジャスミンやフリージアのような花の香りが立ち上り、飲み口には熟したベリーやピーチのような果実感が広がります。さらに、ベルガモットやシトラスを思わせる明るい酸が全体を引き締め、口当たりはシルキーで滑らか。飲み込んだ後にはハチミツを思わせる自然な甘みが余韻として長く続きます。 この「透明感と華やかさの両立」こそが、エスメラルダ農園のウォッシュド・ゲイシャが持つ最大の魅力です。深煎りではなく浅煎り寄りの焙煎に仕上げることで、香り・酸・甘みのバランスが最も良く表れ、ゲイシャ種本来の持つ精緻なフレーバーが引き出されます。単なる華やかさだけでなく、緻密に構成された味のレイヤーがあり、飲む人に知的な驚きと感動をもたらします。 つまりこの豆は、ゲイシャという品種が持つ本質的なポテンシャルを、エスメラルダ農園の高い技術力と管理体制によって余すことなく表現した「完成度の高いゲイシャ」であると言えるでしょう。 ■産地、農園について エスメラルダ農園は、パナマ西部チリキ県ボケテ地域に位置する家族経営の名門農園です。 1960年代に米国から移住したルドルフ・A・ピーターソン氏によって開拓され、現在はその子孫であるピーターソン一家によって経営されています。 農園は「ハシエンダ・ラ・エスメラルダ」の名で知られ、ボケテの複数エリアにまたがる区画(ハラミージョ、カーニャ・ベルデス、エル・ベロなど)を含み、総面積は数百ヘクタールに及びます。 標高1,600〜1,800mの高地に位置する農園は、バルー火山由来の肥沃な火山灰土壌を有し、さらに太平洋とカリブ海の双方からの風が交錯する独特の気候条件に恵まれています。特に「バハレケ」と呼ばれる微細な霧雨が一帯を覆い、十分な湿度と穏やかな日射が確保されるため、コーヒーの木はストレスを受けすぎることなく健全に育ちます。昼夜の寒暖差は果実の成熟をゆっくりと進め、チェリー内部に糖分や有機酸を蓄積させ、結果として凝縮感のある甘さと明るい酸を備えたコーヒーが生まれるのです。 農園のもう一つの特筆点は、徹底した栽培・収穫の管理体制です。化学肥料や農薬に頼らない栽培方針を守り、土壌や生態系への影響を最小限に抑えています。収穫は必ず完熟チェリーのみを選んで手摘みし、その後すぐに自社の精製施設に運ばれます。ここで果肉除去、発酵、水洗、乾燥といった工程が丁寧に行われ、最終的に欠点豆を徹底的にハンドソートすることで高品質なグリーンコーヒーが仕上がります。こうした徹底的な品質管理が、エスメラルダ農園のコーヒーに他にない透明感と風味の純度を与えています。 エスメラルダ農園を語る上で欠かせないのが「ゲイシャ種」の存在です。もともとエチオピア起源のこの品種は、ピーターソン家が農園内で栽培を続ける中でその潜在力が発見されました。2004年、エスメラルダのゲイシャがベスト・オブ・パナマ品評会に初出品されると、ジャスミンやベルガモットを思わせる芳香と明るく透明感のある酸味で世界を驚かせ、オークションで当時の世界最高値を記録しました。これが「ゲイシャショック」と呼ばれる事件であり、以降ゲイシャ種は世界中で栽培されるようになりましたが、エスメラルダ農園はその発祥地として特別な地位を保ち続けています。 さらに同農園は全農場でレインフォレスト・アライアンス認証を取得しており、環境保護や労働者への公正な待遇にも注力しています。サステナブルな農業と最高品質の追求を両立させる姿勢が、国際的な信頼を生み、常に世界中のバリスタやロースターから注目され続ける理由となっています。 このようにエスメラルダ農園は、自然環境・栽培管理・歴史的功績・社会的責任のいずれの面でもトップクラスの評価を受ける農園です。そして「ゲイシャ種の聖地」としての矜持を胸に、今日も世界最高峰のコーヒーを世に送り出しています。 ■生産国について パナマ共和国は中央アメリカ最南端に位置し、北はカリブ海、南は太平洋に接する細長い地形を持つ国です。国土面積は小さいながらも、コーヒー産業においては世界的に大きな存在感を放っています。総生産量は隣国コロンビアやコスタリカに比べてごくわずかで、国際市場における輸出量も限られています。しかし少量だからこそ実現できる品質への徹底したこだわりこそが、パナマの大きな強みです。 コーヒーの栽培は18世紀末にスペイン人修道士が持ち込んだことに始まり、19世紀には西部チリキ県の高地で本格的にプランテーションが展開されました。ボケテやボルカンといった山岳地帯は、火山灰土壌、昼夜の寒暖差、霧や微細な雨「バハレケ」といった独特の気候条件に恵まれ、良質なアラビカ種を生み出す理想的な環境です。 20世紀後半、国際相場の低迷によりパナマのコーヒー産業は一時衰退しました。しかし1990年代半ば、生産者有志が立ち上げたパナマ・スペシャルティコーヒー協会(SCAP)が、国内品評会「ベスト・オブ・パナマ(BOP)」を創設。以降、各農園が競い合ってマイクロロットの品質を磨き上げる動きが始まりました。この取り組みが世界の注目を集め、ついに2004年、エスメラルダ農園が出品したゲイシャが世界最高値で落札され、パナマは一躍「高品質コーヒーの代名詞」となりました。 以降、パナマ産ゲイシャはオークション市場で毎年のように記録を更新し続けています。2019年には1ポンドあたり1,029ドル、2021年には2,568ドルという驚異的な価格がつき、世界中のロースターを驚愕させました。こうした成功によって、パナマは量より質を追求する戦略が世界的に成功した稀有な事例として評価されています。 またパナマの農園は単に品質を追求するだけではなく、環境保全や社会的責任にも積極的です。レインフォレスト・アライアンス認証や有機認証を取得する農園も多く、森林保護や水資源管理に注力し、労働者への待遇改善や地域社会への還元にも力を入れています。観光面でも、コーヒー農園ツアーや収穫体験などが整備され、コーヒーはパナマにとって重要な文化的資源としても活用されています。 このように、パナマのコーヒー産業は規模ではなく品質と革新性で世界を牽引する存在です。その中でもエスメラルダ農園は特に象徴的な役割を担っており、パナマが「小国にして世界最高のコーヒー大国」と呼ばれる理由を体現しています。 [当店のゲイシャに関する特集ページを作りました!] こちらもご参照ください。 https://sohcoffee.thebase.in/p/00008 送料無料 商品発送の準備ができ次第発送致します。 ====================== 7000円以上で送料無料 ●沖縄、離島は対象外。 ●送付先が2か所以上の場合、1か所につき7000円以上で送料無料。 ※ご注文時は、送料無料で決済されます。 送料無料対象外の場合、ご注文後に送料分を訂正してご請求となります。 決済方法によっては、金額訂正ができず、ご注文をキャンセルとさせていただく場合もございます。 ======================

